ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

明神館@扉温泉

2010年06月03日 | Weblog
久しぶりの温泉旅行!ということで、松本駅から車で20分程の扉温泉明神館へ。
ぶどう畑のある丘陵地帯付近は白い藤の花が満開!車の窓を開けると、甘い果実のような香りが立ちこめている。思わず深呼吸。藤の花ってこんなに良い香りだったんだ。青ぶどうみたいな、甘さの中にほんのりさわやかな酸味を感じさせる香り。ちょっと得した気分。
洋室タイプのお部屋はシーリーのベッドがセットされている。なんとなくウォーターベッドのような、柔軟に体を包み込む寝心地。川沿いの大きな窓からは滴るような新緑が一幅の絵のようだ。
まずはお風呂。大浴場で体を流し、評判の立湯へ。ドアを開けて中へ入るとハッと息を飲むような美しさ!誰もいない温泉の水面が鏡になって、木々の緑を映しこんでいる。風流だなぁ。
お食事は懐石料理で季節が感じられる品々がずらり。焼きハモと山菜の煮こごりが印象的だった。味は結構しっかり、量もたっぷりだ。
朝食は和・洋どちらか選べる。ドリンクやサラダ、小鉢はビュッフェスタイル。
チェックアウトまで時間があったので、周辺を散策。ダム湖までの散歩がオススメ!と宿のブログに書いてあったので、素直に従う。ゆっくり歩いて片道15分程度。しかし、途中芋虫が木の枝からたっくさんぶら下がっている難所あり。そこさえ抜ければエメラルド色の湖が待っている!



初夏の花々満開で、爽やかな高原の空気を味わうことが出来てとてもリラックスできた。



帰路、田舎屋というそば屋で鴨せいろを食べる。メニュー豊富で郷土色が感じられる。コシのしっかりした、太めの蕎麦。量も大盛?と見間違えるくらい。
温泉満喫、リラックスして心もお腹も大満足の1泊2日の旅だった。