ステップ12に進みました。上図に並べた各パーツを取り付けますが、ガルパン仕様への改造が二ヶ所で加わります。
ガルパン仕様に改造する一ヶ所目のパーツは、上図のエンジン点検ハッチA16とA22です。左がA16、右がA22で、キットのパーツのままの状態です。A22のほうにバッチ状のモールドが付きます。
ですが、御覧のように劇中車のエンジン点検ハッチは二枚ともフラットになっていて、さらにハンドルが付いています。これに合わせて改造します。
改造後のA16およびA22です。A22のバッチ状のモールドは全て削り取りました。ハンドルはジャンクから適当なサイズのものを調達しました。
続いて二ヶ所目の改造を、上図のパーツA26に関連して行ないます。このパーツA26は、どういうわけか、サイズが小さいようです。
A26を指示位置に仮組みすると、上図のようになります。パーツの縦幅は合いますが、横幅が足らなくて右に隙間が生じています。最初はパーツ番号の間違いかなと思って他にそれらしいパーツを探しましたが、見当たりませんでした。ガイドの指示でもこの位置にA26が入るのですが、これは劇中車の仕様と異なります。
A26はグリルが縦向きですが、劇中車の該当箇所のグリルは横向きです。したがってパーツA26はここでは使えません。
そこで、プラ棒をカットして上図のように横向きに並べて改造しました。周縁の線もラインチゼルでけがいて劇中車の仕様に合わせました。
さらに右フェンダー後端に取り付けるエッチングパーツのMA23は、劇中車には無いため、不要となりました。あとのパーツはガイドの指示通りに取り付けました。
なお、戦闘室前面の操縦席窓の上蓋A6は、劇中車では西住まほが視界を広くとるためか、取り外されています。ですが、それだと何か物足りない感じがするため、公式設定図およびガイドに従ってA6も取り付けておきました。
ステップ13に進みました。予備転輪のG3は劇中車に無いので不要となります。3個の予備転輪留め金具はA7ではなく、C75、C76、C94を選択します。
なぜかというと、劇中車の赤円内の予備転輪留め金具がC75、C76、C94の形状に通じるからです。厳密にはC76に付くフック部分の向きが逆なので、これもカットして逆さに付け直します。
C75、C76、C94を含めた全てのパーツを組み付けました。
ステップ13を完了した状態です。ガルパン仕様への改造や追加工作はまだまだ幾つかありますので、気が抜けませんでした。 (続く)