クランベリー
ツツジ科スノキ属の北アメリカで生産されている小果樹(ツルコケモモ科とする説も)。ツルコケモモの近縁種で日本名はオオミツルコケモモ。
小粒でかわいい真っ赤な実をつける(大きさはさくらんぼ大)。名前の由来はクランベリーの花が鶴(クレイン)に似ていることから。
酸味がありジャムやジュース、お菓子などによく使われる。クリスマスのときには七面鳥の丸焼きにクランベリーソースはつきもの。アメリカでは果物出荷量のトップ3に入るほどの人気。
クランベリーは「湿地のルビー」と呼ばれてます。
クランベリーは果物の一種であり、その中のベリー類に属するものであるということはご存じですね
クランベリーは、ちょっと特別。
体内をきれいに掃除してくれるというのです。
それは、ポリフェノールの一種、プロアントシアニジンという強力な栄養素があるからです。
数々の研究により、体内にある種の細菌が付着するのを防ぐ作用があるということが分かってきたのです。
また身体の免疫機能を高める抗酸化物質、例えばフラボノイド類やビタミンCなども豊富です。
実際、他の果物に比べ、クランベリーは天然の抗酸化物質を一番多く含有しているのです。
スゴイと思いませんか?
イティブアメリカンは…食料、医薬、染色などにクランベリーを役立てていました。特に医薬品として珍重し、用途は、傷、血液の解毒、血液の疾患、胃の不調、肝臓の不調、ビタミンC不足による壊血病、熱、泌尿器疾患、下痢、糖尿病などでした。現在の段階で科学的に解明されつつあるクランベリーの特性を、ヨーロッパ移民がやってくる以前に、ネイティブアメリカンは既に見出し、利用していたのです。
部族によって異なりますが、イビミ、サッサマネシ、アトカなどの名前でクランベリーを呼んでいました。