エキナセアには風邪やインフルエンザなど、ウイルスや細菌に対する体の免疫力を高める効果があります。 エキナセア(Echinacea)はきく科の多年草で紫色の花をつけます。北米のネイティブインディアンが風邪などの予防に使ってきたハーブです。
ギリシャ語のechino(はりねずみ)に由来する。管状花の部分がかなり堅く、はりねずみに似ているためである。これと同じ語源を持つ植物には、玉形サボテンの代表である金鯱をふくむエキノカクタス属 Echinocactus があるほか、同じキク科にルリタマアザミ属 (Echinops) がある。
アメリカ合衆国の中部から東部にかけて分布しており、現在9種からなっている。すべてが多年草で、草丈30cmから1mくらい、根生葉はへら形だが、かなり細いものもある。茎につく葉は互生する。全草が剛毛に覆われているものが多い。夏咲きで、頭状花は茎の先に単生し、直径5~10cmくらい、舌状花は一般のキク科植物と違い、下向きの放出し、江戸時代に消防で使われた「まとい」を連想させる。ルドベキア属とは近縁で、ルドベキアが黄花であるのに対し、エキナセア属はピンクまたは藤色の花が咲くのが大きな違いとされていたが、本属にも黄花のパラドクサ E. paradoxa という黄花種がある。耐寒性のある比較的強健な多年草で、春まきで翌年から花を楽しむことができる。タネは4月から5月にまき、2mmくらい覆土しておくと、十日くらいで発芽する。半日以上日が当たり、水がたまらない程度の所なら、栽培は可能である
エキナセアはキク科の多年草。北アフリカ平原一帯に分布しており、全草を使用します。先住民に用いられてきたものを19世紀末にドイツの科学者が持ち帰りヨーロッパで栽培が始まりました。