科名:キク科
原産:南アフリカ
特徴
5~6月に園芸店でひときわ色鮮やかに咲いているのがガーベラですが、只今お花物が少ないので温室で咲かせたものが入荷してきております。大きさ,花びらの数や切れ込みによる変化などもバラエティーに富んで、色もカラフルなため人気が高い花です。手入れ次第で一年を通じて花を咲かせることができますが、ふつう露地栽培では、5~6月と10月に最も良く咲きます。
カーベラは、充分に日光を照らしてやれば花持ちの長い花です。日光不足になると急に生育が悪くなり、また湿気を嫌うことからも分かるように花がダメになる主な原因は、茎の周辺に細菌が繁殖し、茎が腐るからです。これを防ぐには、水は浅水にして、こまめに水換えを行ってください。
増やし方
株分けが手軽で簡単にできるのでお奨めです。3~4月か9月頃の花の咲いていない時期に、鉢から出して土を落としてから3~4株に分けます。太い根を痛めないようにして、分け難いときはナイフなどを使って切れ目を入れてから行います。
用土
水はけの良い有機質に富んだ土が適しています。
手入れ
花が枯れてきたら花茎を残さないように必ず付け根から取り除きます。また、葉がたくさん茂ってくると下の方の葉に日光が充分に当たらなくなると黄色く枯れてきますので、枯れてしまった葉っぱも付け根から取り除きましょう。花茎も葉も同じように付け根あたりを指でつまむと簡単にちぎれます。