サン・さん 倶楽部

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車中泊登山 籾糠山・金剛堂山

2013-06-13 21:28:55 | ふじ

6月9日(日) 

以前から行きたかった籾糠山 サンカヨウも見頃との情報、白川郷からの道も8日昼よりやっと開通 いつ行くの「今でしょ」・・・・・と、天生峠へ。
途中の峠に向かう国道360号線の展望地から望む白山は絶景でした。日曜日という事もあって駐車場は車でいっぱい 500円の入山料を払い歩き出すとすぐにサンカヨウがお出迎え、天生湿原では水芭蕉が満開でどんぴしゃり。
カラ谷登山道を行く。残雪のため所々巻きながら木平分岐まで向かう。
巻道のためカツラ門を通らなかったのが残念。途中一面のサンカヨウの群生その多さに驚く。ニリンソウの群生の中にtubakiさんから聞いていた緑色のニリンソウも見つける事ができました。
ツバメオモト・キクザキイチゲ・キヌガサソウ・ミツバオウレンと書き出したらきりがありません。500円の入山料の価値は十分。
籾糠山頂から下りてくる人が「今日の山頂からの眺望は最高だよ」と教えてくれるので期待に胸踊らせて山頂に着くが、展望は私達の感覚ではイマイチ。
狭い山頂なので10分程で交代し山頂直下のベンチでランチ。その後ブナ探勝路をめぐり下山する。
明日登る金剛堂山の栃谷登山口へは約1時間余、その手前の天竺温泉で汗を流し、登山口の広い駐車場に16:10到着。
ここには水場と綺麗な洋水洗トイレもあって車中泊、テント泊にはもってこいの環境でした。

 

 

6月10日(月)

6時に上百瀬栃谷登山口を出発 2百名山である金剛堂山を目指してゆっくりペースで登り始める。
高度をかせぐにつれ登山道脇にイワウチワ・ユキザサ・アカモノ・コイワカガミ・ツバメオモト等が姿を見せてくれる。
昨日と違って楚々と咲いているのがいい。ブナの新緑に鶯も姿を見せてくれる。
1637.9mの金剛堂山(前金剛)には立派な方位盤と石造りの祠、1等三角点がある広い広場です。ここから1650mの中金剛の最高点に向かうが、ここからのルートは草原のような全く別の顔になり気持ちのよい登山道に変わる。
残雪を通って吹く風は冷たく気持ちがよく、池塘が点在する中に水芭蕉かと思った大きな葉っぱの根本にはザゼンソウが、オウレンが群生している。
初めてミツバオウレンとミツババイカオウレンの違いが分かる。最高点手前の中金剛には富山藩10代藩主が詠んだ歌碑があるが、山とマッチしてない感じがするが、豪雪地帯ではいたしかたないのかもしれない。
もとの前金剛に戻り昼食にする。光っちゃん持参のスライスした餅を安倍川餅にして食べるが、これが中々美味しく好評だった。
下山後昨日と同じ登山口近くの温泉に入り帰宅する。

 今回は車中泊体験もでき、行きたいと思いながら中々行けなかった山に行く事ができて宿題を終えたような爽やかな気持ちです。