知人から、「本の読み聞かせボランティア」をしないかと誘われた。
老人ホームや養護施設などを回って、本の読み聞かせなどをするそうなのである。
まず見学をしてみてから考えてと言われたので、付いていった。
一日に何箇所か回るらしいが、今日は老人ホームと、デイケアセンターとの2箇所に行った。
う~ん、市内だから、いずれお世話になるかもしれぬと、キョロキョロと中を覗いてみる。
私以外の4人のボランテイア達が、テキパキと紙芝居の準備をする。
今日の演目は、紙芝居と、怪獣絵本の読み聞かせの2本立てである。
お年寄りたちは車いすに座って並んで待っていた。
大半が軽い認知症状態のようだった。
紙芝居とか絵本とか幼児じゃあるまいし、興味あるんかな、見るんかなと思っていたのだが。
いよいよ始まると、わ~!待ってました~と言って拍手する人もいた。
半数くらいが紙芝居を食い入るようにキラキラした目で見ている。
もうすっかり、紙芝居や、絵本の絵の世界に入り込んで夢中で見ている表情は、まるで幼児期に戻ってしまったような感じだった。
そう言うお年寄りの表情を見た時、とても不思議な感じがして、あぁ、やっぱりこう言うボランティアは必要なんだと思った。
なんと言い表していいのか分からないが、多分、生まれて今日までには色んな苦労を経験してきた方たちだと思う。
体の自由も頭の回転も思うようにならなくなっても、ほんのいっときでも子供に帰ってほんのり嬉しそうな姿は、こっちも救われる。
とは言っても、中には無表情の人や居眠りしてる人もチラホラ居たけど。
こう言う読み聞かせなどでワクワクする事で、認知症状が改善出来たら良いんだけどね。
・・・で、結局、自分も活動に参加するかどうかはまだ決めていない。
まず、皆んなの前で、大きな声ではっきりゆっくり喋らないかん。(恥ずかしぃ)
優しく語りかけないかん。(難しぃ)
根気よく人に接するとか、お世話するとか。(苦手)
ガハハ、私は適しとらんね。
でも、今更だけど、苦手なことには積極的にトライするように努力してるので、やってみるかも知れん・・かも。
しかも今日のボランティアメンバーは年長が70代で、ボランティアも高齢化だ。