昨日は、戦争の悲惨な記憶を伝える情報発信基地、福岡県朝倉郡筑前町立「大刀洗平和記念館」へ。(たちあらい)
ぎこまめは数年前に一度行ったことがあるが、夫と娘は行ったことが無いと言うので、一緒に見学してきた。
祭日なので若い家族連れや、意外に若いカップルも多かった。今の平和を知るには、とても良いことだと思います。
館内で写真撮影出来るのはゼロ戦のみです。
現存する世界に唯ひとつの機体「零式海上戦闘機三二型」。
15分ほどの映画上映では、避難していた児童たちが米軍B-29の爆弾投下の犠牲になったことや、東洋一の大刀洗飛行場への空襲、散って行った特攻隊など。見終わった時には見た人皆んなが無言になって・・・・・。
10代20代で戦死した特攻隊。今では考えられないような?しっかりした文章と筆文字で家族に宛てた手紙なども展示されている。
LINEで絵文字送るのとはわけが違う。
戦争の事は聞いて知っていても、実際遺品など数多くの展示品やパネルを見ると、新たな衝撃を受ける。
次は、大刀洗平和記念館から道路隔てて向かい側の、現在の大刀洗駅舎内にある「大刀洗レトロステーション」。
ぎこまめも、見るのは初めてです。
外から見ると小さな建物に見えたが、中に入ると地下道もあり、広くて大きくて驚いた。
戦前の大刀洗の駅舎をそのまま利用していて、そこには昭和が体感できるレトロな展示物がところ狭しと沢山あった。
「たちあらい駅」は、戦地へ向かう兵士と家族の別れの駅だったと説明が。そして今も通勤通学で利用されている現存の駅なのです。
実際の駅の写真撮ってなかった。
驚いたことに展示物の中に、ぎこまめが小学生の時に一時使ったことのある金属製のランドセルがあった。
『戦後、飛行機用のジュラルミンが不要となりそれで作られたもの』って説明書きが添えてある。
まさかここで出会えるとは・・・、あ~~!懐かしさと嫌な思い出とが入り混じる。
ぎこまめが小学校の頃にこんなランドセル使ってる生徒は誰もいなくて、女子は普通の赤いランドセルか手提げ袋。
何も塗っていない無地の金属のランドセルは、学校で笑われるしイジメられるし、恥ずかしくてイヤだった。
記憶している形とは若干違いがあるように思うが、でも似ている。
ぎこまめはブリキだと思っていたが、それはジェラルミンだったのかな?。材質は定かではないが。
イヤだと泣いて途中から使わなくなって、それ以来見たこと無かったので幻のような遠い記憶になっていたが、ここで現物を見て自分の足跡が瞬間蘇ってきた。恐るべし、レトロステーション!。
両記念館とも内容が濃ゆすぎて、あれこれ見た内容一つ一つをとても説明しきれません。
日本国を守る為に犠牲になった、たくさんの若い尊い命を無駄にしたくない。
今、核保有国同士で戦争起こせば一日で終結するやろうけど、その代わりきっと地球に誰もいなくなる。。。