昨日は、現在建設中である福岡県朝倉市の筑後川水系「小石原川ダム」の現場見学会に、参加してきた。
ダムの基礎掘削工事中の様子や進捗状況、工事に使う重機の見学です。
岩石を積み上げて作るロックフィルダム様式で、平成32年3月に工事を終える予定でダムの高さは139m。
一昨年は、その近くの寺内ダムと江川ダムのダム湖の下を見学して、ぎこまめにとっては未知との遭遇で驚いた。
今回のダム見学はまだ建設中だから前回のダムとは趣が違うが、同じく驚くことばかりで、へぇ~、ほぉ~、はぁ~の連続。
大きすぎて全体が入らんけど、見たこともないような、こんな重機がいっぱい。
9月から掘削開始に使うので今しか見ることのできないと言う、直径3mの「シールドマシン」。
これは、硬い土などを削ってトンネルを掘り進める機械で、それはそれは大きくて、軍手を手渡されたので触ってみたよー。
ここを通ってゴリゴリと押し進めて行くそうで、とても安全で便利な掘削機らしい。
ヘルメット、ずーっと被っていたら重くて頭と首が疲れた。
夫に、「そんくらいで重てえやら情けねえ!」て言われたけど、長いこと頭に重たいもんが乗っかってるのは、文金高島田以来の事だと思う。
マイクロバスで移動して、ダムサイトの下流では大型ダンプやブルトーザーとか、とんでもなく大きい重機がいっぱい並んで、目の前で重機を動かして見せてくれたりのデモンストレーションもあった。
大きなショベルカーの運転席に試乗したり、そのショベルの中にも入ってみる好奇心旺盛な老夫婦。
いや、夫は渋々だったんだけどね、こんな機会はきっと二度とないだろうから経験した方が良いと思って、無理やりね。
また、ダムの一番上になるところまでマイクロバスで移動して、そこでも土をガガガと押したりのブルトーザーのデモンストレーション。
これより下の方の道が見える場所に、住居があったとは思えんくらい、もうすっかり景色が変わり果ててしまって、全部ダムに沈んでしまうのです。
そこに住んでいたという方も見学に来られていたが、色んな思いがめぐってただろうな。
数年前から、家がぽつぽつと立ち退いては壊されて、とうとう一軒も無くなってしまうのを、そばを通るたびに見てきた。
ダムの必要は分かってはいるけれど、日本の原風景が消えるのは、とても寂しい気持ちになる。
まだまだ、どこがどうなるのだとか、完成予想図を見てもピンと来んような状況でした。
ダムに興味のある方は、ぎこまめの下手な説明よりも、小石原川(こいしわらがわ)ダム クリックしてね。
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