房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

地球温暖化に伴う海面水温の上昇

2007-05-30 20:28:53 | 地球はどうなっているの?
この5月15日に気象庁から、
過去約100年の日本周辺海域における海面水温の長期変化傾向を調査で、
『一部の海域を除いて年平均海面水温は世界の海洋全体の平均の2倍強の割合で上昇している。
海面水温の上昇率は日本の地上気温の上昇率と同程度である。』
という結果が発表されました。

詳しくは気象庁報道発表を参考にしてください。

今回このデータに使われたのが、神戸海洋気象台が持っている『神戸コレクション』です。

何回かおっちゃんのブログで紹介しましたが、
『神戸コレクション』は国際港町神戸のひとつの誇りです。

『神戸コレクション』が役に立てて嬉しい反面、
結果があまりにも悲劇的すぎて日本はどうしたら良いものなのか・・・
日本は地上の温度上昇により周辺海域の温度も上昇して、
内から外から相乗的に温暖化が進んでいる。

この『我慢をしたくない文明』を打破するには、
先進国に住んでいる人類が『我慢』をすることだと思う。
特に日本国民はファッション化するのが得意だから、
『我慢』が流行にならない限りひとりで『我慢』はしない。

政府政策が『我慢』をファッションに誘導できるセンスを持ち合わせない限り、
「クーラーの温度をこの夏は2度上げよう」では日本国民は動かない。

しかし、今の国民家庭経済では『我慢』は生活で精一杯。
『我慢』して車も家電も買わないでいたら、
『我慢』するだけ車の税金が上がる。
『我慢』してテレビをあと5年くらい買い換えないしようと思ったら、
地デジでどうしよう???
古い家電は消費電力が大きいから最新の家電に変えたほうが地球には優しい。
分かっていても家計の『我慢』は限界に近い。

政府の温暖化防止政策は家計をいかに『我慢』させることなく出来るかが鍵になると思う。

チームマイナス6%の活動が国民に聞こえてこないのは、
経済的に裕福な人が上から物を言っていると受け捉えられているからだと思う。
これもまた、チームマイナス6%を作っている環境省のセンス次第ではなかろうか。


  


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