世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

弧状列島,品証 飛沫感染肺炎ウイルス疾患 トリアージ  感染 PCR検査 ホテル隔離 タイムライン5日間

2020-09-04 18:02:32 | 連絡
<「武漢離陸飛沫感染肺炎ウイルス」
『トリアージ=
①緑:検温後健常者通常生活、
②黄色:検温後PCR検査陽性の軽傷者隔離避難所に収容、軽傷者隔離避難所は、インバウンド失政売上激減中の観光・ビジネスホテルが設備提供、飲食テイクアウト・デリバリー=出前サービス=はインバウンド失政売上激減中の飲食業界が提供及び
③赤色:重病者は救急搬送体制設備ICU、ECMO等に収容治療。』
施策加速か>
<「武漢離陸飛沫感染肺炎ウイルス」被災支援=出世払い=原資は、GDP減少相当コロナ復興財源=コロナ国債発行。引き受けは日本政府中央銀行・・・、外国金融機関=一帯一路・海外遠征・戦狼外交・共産党一党独裁・政府中国依存=金融資本は排除か、普通選挙議会制自由民主主義議員内閣制政府と同一価値観政府海外金融資本と協調連携か>
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9/3(木) 15:35配信 
まさか、自分が…コロナ感染でホテル隔離 PCR検査→隔離までの5日間の流れ
(まいどなニュース特約・上村 慎太郎)
新型コロナウイルスの感染拡大から約半年。緊急事態宣言下では自粛要請にも従い、手洗い、消毒、マスクも着用、厚生労働省公認アプリCOCOAもインストール。できることは可能な限りやっていた私ではあるが、ついにコロナに感染してしまい、ホテルに隔離されるという事態に。どんな症状?どういう流れで隔離されるの?そんな疑問に渦中の私がお答えしようと思います。 【写真】隔離先のホテルには小池知事からのメッセージが用意されていました  まず、現在の状況ですが、発症後に軽症者の部類に分類されてホテルでの隔離療養中となっており、直ちに命に関わる可能性は低いと思われます。しかし、急に悪化する場合もあるため予断は許さない状況です。  また、自覚症状は私の主観によるものであり、すべての人に当てはまるわけではありません。個々の症状に関しては医師の診断を仰いでください。また、行政の対応につきましても、自治体ごとに違う部分があると思います。その点、ご了承ください。  さて、まずは発症から検査、検査陽性から隔離、までの流れを時系列に沿って、書き残していたメモをベースにお伝えしたいと思います。あくまで私の場合ですので、その点はご理解いただければ幸いです。
 ■Day1・8月27日 発症  朝起きたら急に寒気が。肩から背中にかけて風邪をひいた時のような筋肉痛に近い悪寒。強めの倦怠感。体温38.2度。いつもの扁桃炎(子どもの頃から弱い)かと思い病院へ。扁桃腺は腫れておらず、原因不明。念のためにPCR検査を受けることに。この日の体温は37.5~38.2度。平熱は36度弱と低いため、かなり辛い。咳はなし。PCR検査の結果は2~3日かかると言われる。 
■Day2・8月28日 待機  PCR検査の結果が出るまでは自宅待機。朝起きたら昨日と同じように肩から背中にかけて悪寒。体温37.0度、倦怠感。咳なし。若干の息苦しさ。昼過ぎには体温36.5度に。「コロナではないかな」と思う。夜になり、短時間だが、生臭いような変な匂いを感じて気になる。夜中、鼻から強い煙の匂い。煙草とは違う火事の焼け跡のような匂い。ここでコロナを覚悟する。
 ■Day3・8月29日 確定  朝起きたら肩から背中の筋肉痛的な悪寒は続いている。体温35.6度、強めの倦怠感。咳なし。コロナにしてはあまりにも体温が低過ぎないか?と思っていたら保健所から「陽性」の連絡。発症2日前からの行動を詳しく聞かれ、濃厚接触者を検出。自身の隔離手続き。濃厚接触者には保健所から連絡。濃厚接触者は3名。夜には味覚や嗅覚に異常が現れ、ほとんど味や匂いを感じなくなる。
 ■Day4・8月30日 隔離待機  肩から背中にかけての悪寒はそのまま。その部分の皮膚感覚だけ過敏に。体温は36.5度。咳や喉の痛みなどなし。味覚と嗅覚はほとんど機能せず。若干、頭がぼんやり。たまに後頭部に弱い痛み。強い倦怠感。保健所からの迎えは翌日、月曜日の予定。
 ■Day5・8月31日 ホテルへ搬送  朝起きて体温を測ると35.1度。むしろ低すぎないだろうか?相変わらず肩から背中の悪寒、皮膚感覚過敏を認める(若干範囲拡大)。頭は薄くもやがかかった感じ。味覚嗅覚はほとんどなしで変わらず。軽いめまい。保健所から迎えの車が到着、それに乗り、ホテルへ移動。ホテルで隔離生活開始。  ここまでが発症からホテル隔離までの流れです。病院でPCR検査を受けて、結果が出るまでは2~3日かかります。その間は基本的に外出は控えた方が良いでしょう。検査結果が出ると保健所から電話がかかってきます。  保健所から電話がかかってきて、陽性の場合はこの時点ですぐに聞き取り調査が行われます。濃厚接触者(15分以上マスクなしで対面)を探し出し、感染拡大を防ぐためです。ここで問題となるのは、濃厚接触者はPCR検査を受けさせられ、陽性なら症状に応じて病院かホテルに隔離。陰性でも14日間の自宅隔離措置が取られるということです。会社への出社等も禁止です。(8/31現在)  このことが相手に迷惑をかけるのではないかと考え、正直に話さない人が出る可能性を生む点になると思います。しかし、ここで正直に話さないと感染した接触者が知らずに他の人にうつす可能性があります。  感染は悪ではありません。協力して感染拡大を防ぎましょう。病院で入院か宿泊施設で療養かは症状の度合いなどによって決められます。移動は保健所からの送迎車で移動します。 (まいどなニュース特約・上村 慎太郎)

 

弧状列島,共助,ライフライン商品 「アーティスティックマスク」「これは素敵」「綺麗すぎる」

2020-09-04 17:45:46 | 連絡
<飛沫感染肺炎ウイルス防禦アーティスティックマスク=ライフライン製品=国内供給率160%、国内消費率100%、設計技術ブラックボックスレベル化飛沫感染肺炎ウイルス防禦マスク商品海外輸出比率60%、一極依存ゆでガエル化回避(注1)、リスク分散多極メッシュ輸出NW構築、海外貿易収支黒字化寄与、国家財政黒字化寄与、保健・医療・介護・福祉予算財源増加、消費税軽減、貧富格差解消、普通選挙議会制自由民主主義議員内閣制日本の継続的なGDP増加・税収増、所得再分配・社会福祉予算増・繁栄に寄与か>
(注1)焦点:一帯一路・海外遠征・戦狼外交、共産党一党独裁政府、国家安全維持法=国内域外・事後遡上適用法=施行、中国依存のドイツが味わう「ゆでガエル」の恐怖
https://jp.reuters.com/article/germany-china-idJPKBN1HO07I

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9/3(木) 14:05配信
(まいどなニュース・金井 かおる)
東京・銀座の複合商業施設GINZA SIX(ギンザシックス)6階の「銀座 蔦屋書店」で販売するマスクが「アートのように美しい」と評判です。人気のため店頭在庫がなくなり、販売を一時休止するほど。9月5日からの販売再開を目指します。  同店でのマスク販売は、アーティストやクリエイターとともに医療従事者をサポートするチャリティプロジェクト「GINZA ART MASK PROJECT」の第1弾として、7月31日にスタートしました。  
創業150年超の京都・西陣織メーカーやウェディングドレスのオーダー制作を行うブランドなど、8ブランドが参加。工芸作家やクリエイターたちの手による逸品が並びます。息をのむような美しさの裏地には、吸水、速乾、UVカット機能を持つスポーツウェア用の生地を採用したものも。美しさと機能性を兼ね備えているのも特長のひとつです。ツイッター上には「これは素敵」「綺麗すぎる」等、ファッションやアート好きの人たちがいち早く反応しました。  「身に着けることでうれしくなる素敵なマスクをお選びいただき、楽しくチャリティに参加いただきたいと考えています」(広報担当者)  
参加ブランドは次の8つ。廣瀬染工場、MOUNTAIN COLLECTOR(マウンテンコレクター)、Herkimer decor(ハーキマーデコール)、磯野商店 YokkePokke(ヨッケポッケ)、黒木織物、十布 tenp(テンプ)、加地織物、青衣 あをごろも。  価格は1つ1320円から
。収益の半分は国立国際医療研究センターに寄付されます。在庫など詳細は、「銀座 蔦屋書店」のホームページ
で。  
第2弾として今秋、「現代アーティストのマスク」も展開する予定。こちらも複数アーティストによる個性的でアーティスティックなマスクが登場しそうです。  

 

弧状列島,世界化,ホンダとGM、戦略提携 北米で車台やエンジン共通化 ゆでガエル化から脱却か

2020-09-04 15:39:34 | 連絡
<ホンダゆでガエル化(注1)から脱却か>
(注1)焦点:一帯一路・海外遠征・戦狼外交、共産党一党独裁政府、国家安全維持法=国内域外・事後遡上適用法=施行、中国依存のドイツが味わう「ゆでガエル」の恐怖
https://jp.reuters.com/article/germany-china-idJPKBN1HO07I

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ホンダとGM、戦略提携 北米で車台やエンジン共通化
自動車・機械2020/9/3 21:32 (2020/9/4 5:13更新)

コスト競争力を高め、北米市場で一段の拡大をめざす
ホンダと米ゼネラル・モーターズ(GM)は3日、北米市場で戦略提携を進めると発表した。エンジンやプラットホーム(車台)の共通化、部品の共同調達を検討する。これまでは自動運転など次世代技術の開発で協業してきたが、本業の中核である既存事業にまで踏み込む。新型コロナウイルス問題などで足元の事業環境が厳しくなるなか、業界の合従連衡が進みはじめた。
両社は車台の共同開発など具体的な作業を2021年初めにも始める考えだ。協業の範囲は北米での業務展開に限られ、現時点で資本提携などは検討していないという。
今回の提携は、ガソリンエンジン車やハイブリッド車(HV)など個社の足元の競争力を左右する従来技術を対象とする点で異例だ。GMは電気自動車(EV)開発の強化を打ち出しているが、主力の北米市場ではEVのシェアは1%程度。米テスラなど新たなライバルが台頭するなか、今後はガソリン車やHVの事業コストを徹底して引き下げ、次世代の事業に資金を振り向ける。

 

弧状列島,共助,家計 企業 政府 経済主体の無知、無理解、無関心、無視からの離脱加速が必須か

2020-09-04 15:26:42 | 連絡
経済活動の担い手のことを経済主体といいます。代表的な経済主体には家計、企業、政府があります。
 家計は、企業や政府に労働力(他)を提供し、賃金(他)を受け取り、生活に必要な財・サービスの購入・消費を行う主体です。財市場においては、彼らは代表的な需要者(消費者)として行動します。その行動メカニズム、どういう理由でどのような行動をとるか(何を、どれだけ購入・消費するか)については、3.消費者(家計)の行動と需要曲線で詳しく学びます。
 企業は、家計から購入した労働力(他)を用いて、財やサービスを生産、家計や政府に供給する主体です。財市場においては、彼らは唯一の供給者(生産者)として行動します。その行動メカニズム、どういう理由でどのような行動をとるかについては、4.生産者(企業)の行動と供給曲線で詳しく学びます。家計の場合と異なり、企業の決定は、ある製品を、何をどのように用いて生産するか(生産要素の選択)と、どれだけ生産するか(生産量の決定)の2段階で行われていることに注意が必要です。
 市場経済、すなわち、売り手と買い手が市場で自由に取引を行う経済では、本来は、家計(財市場の場合、買い手)と企業(財市場の場合、売り手)という主体だけでも効率的な運営が成り立つはずです(価格の自動調節機能)。しかし、売り手と買い手だけに任せておくと、現実にはさまざまな問題が生じることがあります。(詳しくは、6.市場の失敗で学びます。)
 政府(中央政府・地方公共団体など)は、いわば調整役として、家計や企業の経済活動基盤を整備・調整するために財政活動を行う経済主体です。

 

弧状列島,共助,日本経済は1億2千万の家計と一つの政府家計 飯田浩司 本田悦朗

2020-09-04 15:11:14 | 連絡
2020年08月07日 17時55分 ニッポン放送 NEWS ONLINE 
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月7日放送)に元内閣官房参与で前駐スイス大使、現TMI総合法律事務所顧問の本田悦朗が出演。政府税制調査会が新型コロナウイルスによる財政悪化を懸念し、消費税増税も検討しているというニュースについて解説した。
 
政府の税制調査会が財政悪化を懸念、消費増税も検討か
8月5日、政府税制調査会はウェブ会議方式で総会を開催した。会合では新型コロナウイルス対応で財政悪化が一層深刻になっていることを懸念し、消費税増税を中核に添えた骨太の議論が必要ではないかといった意見が出たということである。
飯田)「いま増税か?」という話ですよね。
本田)信じられないですね。
「増税が必要」だと誰が言っているのか~1千兆円を超える借金を返済することは不可能
飯田)しかもその理由が、「財政悪化」ということです。「借金がたくさんあるのだ」という、よく聞く議論ですよね。
本田)そうですね。こういうことをおっしゃる方のバックグラウンドは、どういうバックグラウンドなのか、本当に知りたい気持ちです。アベノミクスのもとで、我々は7年間もがき苦しんで来たのです。そして返済しても、借金は1千兆円を超えています。無理ですけれど、毎年2兆円ずつ返して行っても、1千兆円ですから……。
飯田)500年かかる。
財政を健全化にするために、減税から始まって、経済規模を大きくして税収を上げて行く
本田)500年かかります。そういうことをやってはいけないのです。問題は債務の総額をGDPで割った値、つまり経済規模に対して借金がどれだけあるのか、それを徐々に減らして行くのが財政再建なのですね。いままではデフレの真っ最中で、それが上昇して来た。つまり、GDPは増えずに若干減り気味で、財務省も一生懸命デフレから出ようとしてお金を使った。そして債務が増え、GDPが減ってしまい、もう完全に破算してしまいました。デフレの状態が続いたら、日本の財政は破綻します。日本の財政を健全化するためには、増税ではなく減税から始めて、経済規模を大きくして税収を上げるということを、まずやらなくてはなりません。増税から入ってしまえば経済が収縮して、かえって悪くなります。そういう見やすい論理をどうしてわかってくれないのかと、私自身も歯痒い気持ちがします。
政府と家計は比較できない~政府に借金の返済期限はない
飯田)よくアベノミクスの出発のときに、これだけ借金があるのだからと、家計に例えて借金を返さなくてはならないという議論がありました。それはまさに増税から入るという道ですよね。アベノミクスは、そちらではない方法を取ろうとした。
本田)そうです。
飯田)稼がなくてはならないと。
本田)日本経済には家計がたくさんあるのです。日本には人口が1億2600万人いますから、そこには家計がたくさんあります。その家計1つ1つと公共セクター、日本の政府セクターは1つしかありません。ですから、政府と家計はまったく比較できないのです。政府はまず永遠です。クーデターがあれば別ですが、そうでなければ永遠にありますので、いつまでに借金を返さなければいけないという期限はありません。また、政府は通貨発行権があります。ですから、論理的にデフォルトは起こりません。お金を刷ればいいのです。もちろん、刷りすぎるとインフレになりますけれども、いまはインフレにならなくて困っているのだから、その心配は当分ないのです
飯田)よくインフレターゲットと言って、2%を超えたらインフレになるではないかと言われましたが、いまはそこにすら行きません。
飯田)よくインフレターゲットと言って、2%を超えたらインフレになるではないかと言われましたが、いまはそこにすら行きません。 
国民の消費が上がらない限り、日本経済は浮上できない
本田)半分も行かないです。コロナのせいで、いまは足元がマイナスですから。これは異常ですが、コロナの前から消費者物価指数はほぼ0です。ですから先は長いのです。しかも、仮に2%を超えても何の問題もありません。5%、10%となったらそれは問題です。しかし、3%くらいはオーバーしても問題なくて、むしろオーバーしておいて上からゆっくり軟着陸させて行く、「オーバーシュート型コミットメント」と日銀がよく言っていますが、そういうことなのです。将来、国民の消費が活発化して来ると、自然と緩やかに消費者物価も上がって来る。そうすると賃金も上がって来るということを実感して欲しいのです。それがない限り、日本経済は浮上できません。
飯田)90年代から始まったと考えれば、まもなく30年以上この状態が続いていて、GDPが伸びていない状態が続いている。「もう日本は成長しないのだから、借金をきちんと返して行かなくてはいけないのだ」ということを言う人もいますが、日本は成長しますか?
2014年の消費税増税以後、経済が上がらない日本
本田)成長します。しないと、先進国の地位から転げ落ちます。すでに半分転げ落ちていますけれどね。いろいろな指標を見ても、例えば20年くらい前は1人あたりのGDPでも、労働生産性でも日本が1位だったのです。指標によってはアメリカを凌いでいました。ところが、いまや30位を超えています。OECDの先進国クラブのなかでは最下位に近い。それだけ伸びなくなったのです。若い人の開拓精神というか、アントレプレナーシップ、企業家精神が萎えてしまった。国民も消費しなくなって、ひたすらお金を貯めようとする。将来に対して不安があるからです。悪循環がまた始まりつつある。アベノミクスでようやく少しよくなり、特に2013年の初年度はものすごくよかったのです。しかし翌年、2014年の消費税増税で水をかけられてしまって、その後はなかなか浮上できない状態が6年間続いてしまった、というのが事実ですね。
飯田)アベノミクスには3本の矢というものがありました。財政と金融政策、それから構造改革なども含めて、特に財政と金融をきちんと打ち込んで行くのだと。そこでメディアがやって来たことは、財政をガンガン出すという、公共事業重視の古いタイプの経済なのだというレッテル貼りがありました。しかし、実際に決算の書類などを見ると、初年度はきちんと出していたけれど、その後はけっこう渋かったりしました。ここをもう一度起動すれば、また浮上して行くということですか?
財政出動が必要な理由
本田)財政だけではダメです。アベノミクスを最初に始めたとき、いちばんの中心は金融の緩和でした。黒田バズーカと言われた、1年間で60兆、翌年には80兆にしましたが、1年間で80兆円の長期国債を買って行ったのです。そうすることで、お金が民間にたくさん出るはずだった。しかし、民間の資金需要は出て来ませんでした。そうなると、国債を買いますから、国債の代金を民間に払おうとするのですが、銀行が引き出さないものだから、日銀に溜まっている準備預金が莫大な量になってしまったのです。だからマインドが変わらないと、せっかく日銀が準備預金という形でお金を刷っても、それが民間経済に流れて行かないのです。それを助けるためには、やはり財政が必要です。財政というのは、強制的にお金が出て行くのです。財政出動をすればお金が民間に行きますから。金融だと、みんながお金を借りてくれなければ先に進めない。
飯田)溜まってしまうわけですね。
歳出をカットしたために勢いが失速してしまった
本田)ええ。しかし、財政はどっと流しますから、両方やるのがいちばんいいのです。日本の運用を見ると、アベノミクスでも名目GDPは若干増えて来て、税収は上がっているのです。ところが、歳出をカットしているから、勢いが失速してしまっている。それがこの6年間だったのです。せっかく成長率が戻って来ているのに、なぜ勢いがないのか。消費者物価指数が0と1の間です。よく考えてみると、知らず知らずの間に財政は緊縮していたのです。なぜ財政が緊縮したかというと、歳出をカットしているからです。つまり、プライマリーバランスの2025年目標を守ろうとして、財務省は真面目な役所ですから、一生懸命頑張ったのです。しかし頑張り過ぎて、早過ぎたのです。もっとゆっくりやって、「まずは経済だ」という考え方に基づいて行かなかったのが、間違いのもとだったのです。
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12245-753538/