13・14話は内容上、女性の方に作画協力&演出をお願いしているので、
今までのお話とはちょっと違う雰囲気で話が進んで行きます。
ハリソンさんの髪型なんですが、ついさっきまで寝ていたので、
まだカールした銀毛で大きな黒リボン付きのヅラを被っていなかったのでした。
前ページのマー坊は、コヤツ意外にオシャレなので、パリにいる間にまた髪型を変えて、
地毛にカールを付けていたのでした。
*************************************************************************************************
「 垣間見(かいまみ) 」 なんて気取ってるけど、結局は 「 覗き 」 だろ?
これは恋愛物なんだから、優雅に 「 垣間見 」 でいいのっ!
それに外から女性の私室を覗いてんじゃなくて、
自分の部屋のカーテン開けようとしたら、お友達の奥さんと 「夾竹桃の君」 が
見えたって事でしょ!?
シマシマボンボン付きの帽子が面白ーい。
色が分らないけど、組み合わせによっては間が抜けてて笑えるわね。
ハリソンがもしトリストラム・シャンディと同一人物だとしたら、
紫と黄色のシマシマなんだぜ、きっと。
何かウミウシみたいね~。
水族館にいる綺麗だけど変な生き物。
そういえば9巻の始めで、
「1766年の8月12日に、紫のベストを着て、黄色い室内履きを履いている。」
って書いてあったの~。
紫と黄色は補色の関係なので、
近隣同士になるとお互いを引き立て合う色なのじゃ。
赤と緑もそうじゃが、
見かけがケバケバしかったり奇矯な感じになるの~。
確かに、自分でもヘンだって言ってるけどな。
ついでにそんなに細かく書くなら、8月の12日が火曜日だって事も
書けばいいのにな!
― などと突っ込んでしまう俺。
パンディはそれどうやって調べたの?
作者の真似してExelで調べたぜっ。
シマシマニットの帽子って誰に作ってもらったのかなぁ?
*************************************************************************************************
↑ハリソンさん、地毛は黒っぽい金髪なので、
くすんだ感じの淡い紫色と白い毛糸で編んだニット帽を被っています。
そうすれば似合う上にケバくはなくなるので。
ヘンはヘンかもしれませんが…。
作ってくれたのは、別居した奥さんも亡くなってしまい、再婚相手も見つからずに干物状態なので、
お友達の奥さん(漫画の中の黒い髪の女性)が気を使って作ってくれたのでした。
〈次回の更新は3月21・22日の予定〉