現在の日本のドラッグストアでもそうなんですけど、
18世紀のフランスでも、
薬屋で食料品や雑貨品が売られていました。
薬剤師もいたようですが、
食品販売者と分離されたのは70年代後半のようで、
それまでは同じ組合に属していたそうです。
でも、その後も、
現在の日本のホームセンター内で薬品を売る際には、
ちゃんと薬剤師の資格を持つ人を置いているというのとは違ったようで、
買う側からも曖昧な区別しか無かった様子です。
この後、マー坊は乾燥無花果の箱を担いで、
法王庁のご近所にあるオテルまで歩かされましたとさ。
同じ量を現代の日本のスーパーで買ったらかなりお値段が高そうです。
By the way,
「 トリストラム・シャンディ 」 第7巻最終章の中で、
シャンディ氏がプロヴァンス名産の無花果を買うか買わないかで、
売り手のオバさんと揉めた話が載っていますが、
カノ紳 version. ではどうなったのか、
これから3話以内にどこかで描こうかと予定しています。
▲ネームではこんな感じ。
シャンディ氏、
「 悪魔がその場にいたらしい。 」
と書いているんですが。
実際その後、ハリソンさんは、
売り手のオバさんに気を使った事と天然ボケから、
自分は悲惨、
でも他人から見たら大笑いなひでぇ目に遭うのでした。
オバさん、お客さんに対して高慢チキじゃね?
今の日本じゃ、
一部地域を除いてありえねーだね。
次回の更新は、7月3日 ( 日 ) の予定。
次回からはまたモノクロページとなります。
カラーページが増えたのは、
実はスクリーントーンの節約のためです。