漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

憧れのステージ

2010年12月04日 19時14分57秒 | 第18話/親子ごっこ

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *


 当時のピアノは、まだ音が現代ピアノのようには大きくなく、
玉を転がすようなメロディーラインを出せるのも、
演奏者次第で可能となる程にはメカニズムも発達していなかったので、
公開の演奏会用楽器となるのはもう少し後でした。

 オルガン協奏曲ではヘンデルさんの曲が有名過ぎなので、
ハリソンさん、他の人の名前が浮かばなかったようです。

 ミシェル・コレットさん ( 1709-1795 ) は、
フランスのオルガニスト・作曲家・音楽教則本の著者でした。
演奏されているのは、「 オルガン協奏曲第3番ニ長調 OP.26 」
のようです。( 日本で販売されているCD有り。 )

 コレットさん、作曲したのは1756年なので、
結構前の曲ですが、
ヘンデルさんは数年前に没しているので、
ヘンデルさんの曲だったのなら、
さらに前の曲なのでした。

 ハリソンさん、アレックスさんの憧れをかなえるためには、
人事権に影響力を持つウォルポールさんと仲良くなれなければならないんでしょうが、
第15話の段階ではその反対で、
怒らせてすらいるようなのでした。


 今日の続きは明日。

 




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