漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

あの人雑誌で見た事ある

2010年12月06日 21時27分22秒 | 第18話/親子ごっこ
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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 ウォルポールさんのお母さん、
ウォルポールさんが20歳くらいの時に亡くなっているので、
この 「 お母さん 」 と呼ばれている人、
本当は誰のお母さんなんでしょうか?

 それから一緒にいる若い方の女性も、
誰なんでしょうか?
お友達のランズバーグさんに似ていない事も無いですが ― 。

 By the way , 当時BLは犯罪なのでした。
最悪で死刑、軽くても属している社会から追放でしたから、
ハリソンさんの心の声は、
ウォルポールさんは同性の友達を大勢持っているという、
評判に対してのやっかみが半分混じった冗談なんでしょうけどね。

 ウォルポールさん、ゴシック風邸宅の苺ヶ丘城をいろんな人に見せたがり、
居住空間以外は一般公開もしているようで、
雑誌の取材も全英米各地向けの宣伝に利用してんでしょうな。 
アレックスさんが言っているのは、
第14話でアラベラさんの旦那さんが愛読している、

「 Who's the Gardener? 」 か、

第16話でハリソンさんがまいけるっちのロンドンの屋敷で借りて読んでいた、

「 The Gentlemen's Sunday 」

なのかもしれません。

 いずれにせよ、アレックスさん、
男子向けの雑誌をみずから進んで愛読する女性の、
18世紀英国版の一人だったんでしょうね。


 次回の更新は、12月11 ( 土 ) ・ 12日 ( 日 ) の予定。

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