この物語の主要登場人物達に、
ハリソンさんが 「 トリストラム・シャンディ 」 についてどう語っていたかを
抜き出してみました。
マー坊は、今の所ハリソンさんがトリシャンの読者だという事の他には、
関係に全く気付いていません。
ウォルポール兄貴は、1765年の秋の時点で、
ハリソンさんがシャンディ氏だと思い込み、
確信に達しているのですが、本当にそうなんでしょうか?
デュポン先生は、ウォルポール兄貴の推測を信じ込み、
ハリソンさんを打ちのめす言葉を投げつける事と
なるでしょう。
ランズバーグ夫人は、ハリソンさんの味方のようですが、
ウォルポール兄貴とも趣味を通じての友達同士なので、
もしかしたらスパイなのでは? ― という疑惑もぬぐい切れないといった所でしょう。
第15話では、
トリシャン大好き人間という、ウォルポール兄貴の又従弟が登場します。
兄貴の紹介で読んだかららしいのですが、兄貴、トリシャンが本当にキライで、
ハリソンさんが人から慕われるのが憎いなら、
ブリングストン伯爵の前では、テキトーに挨拶だけしておいて、
後は鬼無視してりゃいいのに、全くもって挙動不審だぜ。
明日は、予告の続き。
また、ちょっとコワイ内容かも。