漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

紳士のお仕事(6/12) フレンチ・ショート・コントかいな?

2007年08月25日 16時03分14秒 | 第4話/紳士のお仕事

 一週間の間にご覧下さった方々、どうもありがとうございます。

 もう10年くらい昔の事、フランスに旅行へと行くために、
TVのNHKフランス語会話を1年間録画して見ていましたが、
(放送・再放送が朝早いか、夜遅いかでリアルタイムでは見られませんでした~。
本ページはその時のテキストにあった会話のもじりです。

 その会話では、確か(現在ビデオの再生機がないために確認できません。)
女性に男性が「それ何?」と尋ね、
―「デッサンよ」
―「何描いてるの?」
―「あなたよ!」
という話だったと記憶しています。
ただね、女性は男性とは似ても似つかない、抽象画みたいな絵を描いていたような・・・。

 ご注意いただきたいのが、ハリソンさんがマー坊に対してここでは〈toi〉と言っている事です。
第1話2ページ目では〈vous〉となっているので、日本語ではどっちも「君」にしてありますが、
マー坊に対して、「心の内で親しみが深まりつつある」という所なんでしょうか?

 親しみが行き過ぎて、仕舞にはハリソンさんがマー坊の事を、
「おめぇ」とか「てめぇ」とか呼んでしまいそうな気もするのですが・・・。 紳士様がそんな言葉使っちゃいけませんて。
フランス語ではどっちも〈tu〉なんですけどね。

 あとはマー坊が、
―「トレトレに(『すんっごく』という意味で、マー坊の口癖の一種らしい。)イカしてますよね。」
―と言っていますが、〈galant〉という単語、英語でも〈gallant〉というのがあって、同じような意味なので、
漫画用のフランス語を入力する時に、最初〈gallant〉と間違えてしまっていました~。


 
 ハリソンさんも絵が描けるんですね。
それにしても・・・似顔絵は抽象画でも、美化して描いたのでも、描かれた方は分からないって事ですかいな?




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