Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2011年1月4日(火) ドイツ・ビール事始め

2011-01-04 | ビール・美酒
ああ、ビール、びーる。

ケルン(ドイツ)のクナイペで飲む、ケルシュが恋しい。
Ich vermisse Koelsch!

でも、日本でも買える。
たとえば、大榮産業(株)さん(http://daieisangyokaisha.com/JP/Beer_List.html)は、ガッフェルのケルシュ、ハンネンのアルト、その他、私の好きなドイツビールをたくさん輸入していらっしゃる。
去年、鎌倉西御門サローネで、ドイツビールの講演会の際に協賛してくださった。
おかげさまで、参加の方々には”汲めども尽きぬ”美味しいビールを楽しんでいただくことができた。気分もドイツになり、本当に良かったです!



さて、気分はケルン。
ケルナー(男性のみ)がクランツで、次々と運んでくるケルシュ。
シュタンゲン(筒状のグラス)で飲むと、軽い味わいの心地よさを増すな~と思います。
ローデンキルヒェンのお屋敷街(ここに最初はホームステイしていた)から、ライン川
へ出ると、歴史的な小さなレストランがある。たぶん、今もあるだろう。
そこで飲むケルシュを今も思い出す。

隣のデュッセルドルフは、ネクタイを締めている人がたくさん町を歩いているので、東京みたいで、あまり魅力を感じなかったが、アルトを飲みに行ったものだ。



ケルンに住んでいた頃は、ビール仲間に、「両方美味しい」、なんてとても言えなかった。というのは、ケルンとデュッセルドルフは、ライバル意識が強いからだ。でも、ユーモラスに、お互いにそれを楽しむところは偉い!
ケルン人は、「アルトが美味しい?そんなはずはない!」
デュッセルドルフ人は、「ケルシュ?それ何?ビール?」とばかりに、
ユーモラスに、本気にならずに、愉しむ。
地元紙や雑誌にも、そのヤリトリが載り、おもしろおかしく、皆が読むのだ。

そういうところは、ドイツ人、頭が柔らかいと思う。
(物事は、先入観なしで、まず自分なりに観察するのが私は好き)