何か新たなことをするとか、
新たなことがおきる時、
自分の場合は、
必ず、どこかに、
人との出会いが必ずある。
それは伏線であることもあるし、
出合った人からインスピレーションを受けたり、
新たなことを考えるきっかけになったりする。
だから、
人との出会いは、
不思議であり、
ありがたく、
かけがえの無いものだ。
だが、自分の意思だけでは
出会いは生まれない。
たとえば、
ドイツ政府観光局に勤めることになったのは、
突き詰めれば、
あるドイツ人女性と出合ったことがきっかけだった。
そして、
観光局を辞めることになったのは、
もちろん自分が決めたことだが、
「ヘッドハンティング」と称する
アメリカ人男性が、
突然、勤め先へ電話をかけてきたことが、
伏線になっている。
ドイツ政府観光局の仕事は興味深かったし、
私は何よりも、旅が好きだし、
それについて考えることはやりがいがある。
そして、様々な人との出会いがあり、
勉強にもなった。
楽しいこともたくさんあった。
だがしかし、
その男性が
「年収アップの道は・・・」とか、
「・・・の仕事でキャリアアップを図れる」
などと、
あれこれ(良かれと思って)、
熱っぽくオファーしてくれるのを聞いているうちに、
『私は勤めには向かない』
という認識に至ったのであった。
そして、こうなった。