護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

日曜日 12/12・各社社説

2010年12月12日 14時29分40秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
10年12月12日 日曜日 12/12・各社社説

今日は各社COP16を取り上げていた。
老人にはCOP16言われても分からないが、地球温暖化防止策をめぐる国際交渉というとよく分かるので横文字は老人には苦手だ。
しかし、地球温暖化防止と云っても温室効果ガスを大量に出す米中印が知らぬ顔をしていては何にもならない。
矢張り大国のエゴがどこまで続くかが見物だとしか庶民はCOP16を見ることができない。



朝日新聞(社説)
その1
COP16―飛躍へのステップになる(ここからお入り下さい)

地球温暖化防止策をめぐる国際交渉は相互の不信感が和らぎ、メキシコで息を吹き返した。米国や中国も加わる新たな枠組みづくりに向け、来年の交渉が正念場となる。
 カンクン会議(COP16)は、もともと控えめに「次につなぐ」ことを目指した。それが貴重な成果を生み出したといえる。

その2
社会保障と税―国民本位の与野党協議を

 政治が党派的な利害を超えて取り組むべき重要な課題がある。
 今後の社会保障の姿とその財源をどう確保するか。給付と負担のありようを、国民本位で考えることだ。
 菅政権と民主党は、社会保障と税制の一体改革を進めるうえでの基本的な考えをまとめた。



読売新聞(社説)
COP16閉幕 「京都」の延長は何とか避けた(ここからお入り下さい)

 京都議定書を単純延長するかどうかを焦点に、メキシコで開かれていた気候変動枠組み条約の第16回締約国会議(COP16)が閉幕した。
 延長問題の結論は、来年のCOP17以降に先送りされた。日本にとっては、最悪の事態をひとまず回避した形だ。

「あかつき」失敗 今後の宇宙開発への教訓に(ここからお入り下さい)

 日本の宇宙開発は、欧米に比べ、予算も人員も潤沢ではない。そうした中で、いかに世界に誇れる技術的な成功を収めるか、が問われている。
 日本の探査機「あかつき」が、金星を周回する軌道に入るのに失敗した。
 エンジンを逆噴射させ減速するはずだったが、燃料供給が滞ったため、減速しないまま金星の脇を通り抜けてしまった。
1998年に打ち上げた火星探査機「のぞみ」も、軌道投入に失敗している。惑星探査で黒星続きは残念だが、挑戦に失敗はつきものだ。宇宙先進国の米国や旧ソ連も、失敗を重ねた末に、金星や火星の探査を成功させている。



毎日新聞(社説)
COP16 「全参加」へ歩み止めるな(ここからお入り下さい)

 予想通り、大きな進展はなかった。メキシコのカンクンで開かれていた「国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)」がカンクン合意を採択し閉幕した。
 12年で期限が切れる京都議定書以降(ポスト京都)の枠組み作りはできず、COP17以降に持ち越した。最大の焦点だった議定書の延長問題も先送りされた。

論調観測 国際学力テスト 何のための学力なのか(ここからお入り下さい)

 かつて日本人は勤勉で教育熱心だと思われていたが、そんな常識に冷水を浴びせたのが00年から始まった国際学力テスト「PISA」だった。経済協力開発機構(OECD)が義務教育終了段階の生徒を対象に3年ごとに実施している。丸暗記ではなく実際の生活の中で直面する問題に対応する力を見るテストだ。日本は00年に「読解力」が8位だったのが、03年に14位、06年に15位と落ち込んだ。これが「ゆとり教育」の見直しにつながった。



産経新聞(社説)
COP16 温暖化の防止は全世界で(ここからお入り下さい)

 京都議定書の単純延長は回避された。メキシコのカンクンで開催され、11日に閉幕した気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)の結論である。
 単純延長が決まると、地球環境にとっても日本の経済に対しても、とんでもないことになってしまうところだった。

米統参議長提案 日韓の防衛協力が肝要だ(ここからお入り下さい)

北朝鮮の砲撃を受けて日韓両国を訪問したマレン米統合参謀本部議長が「日韓は過去にとらわれず、前進すべきだ」と米韓合同演習に日本の積極的参加を呼びかけた。



日経新聞(社説)
1台の電子端末でどんな本も読みたい(ここからお入り下さい)

 電子書籍の端末販売や情報配信サービスが日本でも始まった。今年は「電子書籍元年」といわれ、新市場の拡大が期待できる。だが読者は購入した端末の専用サービスを使う必要があり、不便も予想される。新事業の立ち上げに際し、各社が特色を競い、顧客の囲い込みに力を入れるのは当然だが、読者の使いやすさに配慮した市場作りが必要だ。

米中参加の道残す温暖化合意(ここからお入り下さい)

 地球温暖化対策の国際的な枠組みを話し合う国連の会議がメキシコ・カンクンで開かれ、デンマーク・コペンハーゲンの会議で昨年合意できなかった、いくつかの内容を盛り込んだカンクン合意を採択した。日欧などに温暖化ガスの削減を義務付けた京都議定書の延長については結論を来年に開く会議に先送りした。



東京新聞(社説)
週のはじめに考える 見まもる愛の大切さ(ここからお入り下さい)

◆毎日が辞めたい日々
 秋山木工は昔の丁稚(でっち)制度を取り入れた厳しい修業と技能五輪メダリストなど一流の家具職人を育てることで全国に知られるようになりました。原則四年の丁稚修業で職人に、職人として四年働いたあと独立していくシステムです。

◆一流職人育てる条件

 秋山社長は「馬鹿(ばか)になれ」と叱ります。素直に謙虚になって学べとの教えなのですが、その実行がいかに難しいか。
 「不器用な人間ほど一流になれる」も社長の持論です。不器用ゆえにひたむきに努力できる。そんな人間がやがては大成するとの経験知でもあるのですが、それが分かるまでには時間がかかります。

◆幸せ方程式それぞれ
 50%を超える大学進学率とインターネット利用の就職活動で学生の希望は大企業や有名企業に殺到しています。しかし、大企業や有名企業への就社が安定と高賃金をもたらしたのは過去の話。そんな幸せの方程式は消えました。外国人労働者との競争も加わって、より専門的な能力、知識、技術が求められています。家具職人をめざす若者がひたむきな努力に活路を見いだすように、自らを鍛え、それぞれの努力で幸せの方程式を導くしかないようです。


日曜日 12/12・朝日朝刊の切り抜き(ここからお入り下さい)