えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

母の気持ち…

2020-06-16 | 日記
 息子の誕生日。
その日、母に
「幾つになったんだ?」と聞かれ、
「う〜ン。最近子どもの歳もすぐに計算できなくなってね」と私。
昭和、平成、令和と来てとにかく計算できなくなった。自分の歳も分からないくらいだからどうしようもない(^_^;)
(西暦でやれば良い。昭和○○に25を足して、それから計算すればいいんだ、とは夫の助言。確かに、と思うんだけど…。)

「○○君(私の弟)の歳を超えちゃったね、あの子も」と私。

「そうだなぁ…」

会話はそこで終わった。

 弟は、次男坊。
お母ちゃん子だった。ずっと家を離れて働いていたが、家を継ぐため実家に戻り、これからという時にガンを発病。そして、2年で逝ってしまった。

 あの時の母の悲しみの深さを私は知らない…。
今、自分の息子があのときの弟の歳を超えたことを認識し、改めて母の気持ちを考えている…。

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