ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「灼熱の魂」

2023年01月14日 | スリラー・ミステリー映画
2011年公開の映画の紹介です

監督は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ。
ワジディ・ムアワッドの戯曲『焼け焦げるたましい』が元になっている、カナダ・フランスのミステリー映画です。
主演・出演は、ルブナ・アザバル、メリッサ・デゾルモー=プーラン、マクシム・ゴーデット。


カナダ、ケベック州。
母ナワル・マルワンが他界し、公証人ジャン・ルベルを双子の姉弟が尋ねます。
『火葬ではなく裸で下を向けた状態で放置してほしい』
更に、戦死したと聞いている父と、存在も知らない兄を探して手紙を渡すことという、風変わりな遺言でした。
すぐに葬儀をしようというシモンとは裏腹に、
ジャンヌはナワルの写真とパスポートを持って生まれ故郷の中東へ向かいます。
-------------------------------------------
中東の村、デルオム。
難民・ワハブと恋に落ちたナワルは、兄に見つかりワハブは射殺されてしまいます。
妊娠しているナワルは、一族の名を怪我したことをなじられ生むとすぐに大きな町の叔父のもとに行くよう手配されます。
必ず見つけることを誓って大学に通うナワルですが、社会民族党からの攻撃で大学が閉鎖され心配で息子を探しに行くのです。

-------------------------------------------
あちこちを回りながらナワルを知る人をたどるジャンヌは、予期せぬ反応をされてしまうのです・・・

*****************************************************
この映画は、トロント国際映画祭で「最優秀カナダ映画賞」を受賞しているようです。
第83回アカデミー賞外国語映画部門のカナダ代表作品で、ノミネートされています。
他、ジェミニ賞(カナダのアカデミー賞)でも、8部門の受賞があります。

監督ドゥニ・ヴィルヌーヴは、あらゆる国の映画を撮っている印象があります。
カナダの映画監督、脚本家だったんですね。

代表作品は、
「静かなる叫び」(2017・製作は2009)
出演:カリーヌ・ヴァナッス、セバスティアン・ユベルドー

「プリズナーズ」(2014)
出演:ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ジレンホール、ポール・ダノ

「ボーダーライン」(2016)
出演:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン

「メッセージ」(2017)
出演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー

「ブレードランナー 2049」(2017)
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス

「DUNE/デューン 砂の惑星」(2021)
出演:ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック




皆さま、お立ち寄りとランキングの応援ありがとうございます
ブロガーさんの紹介で、即行で観ました
なかなか、重~~い映画でございます
かなりの期間印象に残りそうです

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「アルフィー」 | トップ | 「48時間」 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kumaneko48)
2023-01-14 05:59:16
かなり重そうですね。
でも観てみたい。
primevideoで(会員です)
30日間無料で観れるようなので観てみます。
返信する
おはようございます (kumaneko48さんへ)
2023-01-14 06:22:43
重いです!!
2日ほど前に観ましたが、
今でもいくつものシーンが頭をよぎります
女性からと男性からの目線も違うのではと思います
ミステリー調はとても面白く惹きこまれました
ご堪能下さいね 
返信する
Unknown (kumaneko48)
2023-01-14 23:18:15
ふくさん、あなたの映画のレビューを読んだことに感謝です。
先ほど、見終わりました。
母親が子どもたちに残した遺書、
同じ母親として分かります。
強い女性です。

一生忘れることができないだろう、そんな映画となりました。
感想書いてみます
返信する
おはようございます (kumaneko48さんへ)
2023-01-15 06:42:34
ご覧頂きましたか 
ありがとうございます 
ご感想も頂いて、感謝まで頂いて、
重い映画で迷いましたが、
紹介してよかったです
印象が強い映画は、ストーリーが良くも悪くも、
映画好きでよかったと思わせてくれます
返信する

コメントを投稿

スリラー・ミステリー映画」カテゴリの最新記事