ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「夕凪の街 桜の国」

2021年11月10日 | 日本映画
2007年公開の日本映画の紹介です

監督は、佐々部清。
こうの史代の漫画が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、田中麗奈、麻生久美子、吉沢悠、中越典子、堺正章。


1955年(昭和30年)、広島市の元町。
被爆から13年経ち、町は活気を取り戻していました。
建設会社で働く平野皆実(ひらの みなみ)は、帰宅途中あぜ道を歩きながら靴を脱ぎ裸足になります。
“夕凪の街”(原爆スラム)では、皆実の母親は「また、裸足で」と言いながら雑巾を渡します。
一枚のはがきが届いていて、皆実は水戸に住む弟の旭(あさひ)を想います。
おじ・おばと住んでいる旭は友達と別れたくない理由で水戸にいて、皆実はお金をためて母を旭に合わせようと考えていました。
その夜雨が降り、雨漏りが酷くなって翌日屋根の上で修理をしていた皆実は、職場の打越の訪問で慌てます。
お互い惹きあっているにもかかわらず、頭に焼きつく妹の声が聞こえて皆実は萎縮してしまうのです。
ある時、告白する打越を避けるようにする皆実に、打越は理由を訪ねます。
皆実は、今も目に焼き付いている被爆後の様子を語り、学校で大やけどをした妹が背負ううち命を落としてしまったと涙を流すのです。
「お前の住む世界はそっちじゃない」
その言葉が聞こえる皆実は、幸せになったらいけない気がすると話すのです。
その後、2人は心を許し合い付き合うようになりますが、皆実に被爆の後遺症が現れてしまうのです。
物語は平成19年(2007年)の夏に変わります・・

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原作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、
手塚治虫文化賞新生賞を受賞しています。

この映画では、皆実役の麻生久美子が、
報知映画賞主演女優賞、
毎日映画コンクール、
ブルーリボン賞主演女優賞
などを受賞しています。

≪テレビドラマ≫「特集ドラマ」として2018年8月6日放送

キャスト:常盤貴子、橋爪功、谷原章介、川栄李奈、工藤阿須加

≪舞台≫

“STRAYDOG”Produce公演
脚本・演出:森岡利行
2017年版:森岡朋奈、葉月
2019年版:森岡朋奈、瀬名葉月

≪ラジオドラマ≫

2006年8月5日
キャスト:夏八木勲、鈴木佳由、斉藤とも子




原作

お立ち寄りありがとうございます
たくさん、出版や公演、上映がされているのに、
知らなかった私って・・・(*´Å`*)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (hisa24)
2021-11-11 13:25:15
このタイトルがいいですよね。
麻生久美子と田中麗奈もそれぞれ性格は違いますが、良かったです。堺正章が異色の役柄でした。
日本の映画という感じがして好きな作品です。
返信する
おはようございます (hisa24さんへ)
2021-11-12 05:57:05
ご覧になってましたか 
本当に原作も何も知らなかったので、
展開も予測がつきませんでした
観て良かった作品です
返信する

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