ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「エンテベ空港の7日間」

2020年12月08日 | 実話をもとにした映画
2019年公開の映画の紹介です

監督は、ジョゼ・パジーリャ。
製作はイギリス・アメリカ合衆国、“エンテベ空港奇襲作戦”の実話が元になっているサスペンス映画です。 
主演・出演は、ロザムンド・パイク、ダニエル・ブリュール、エディ・マーサン、リオル・アシュケナージ。


1947年。
イスラエル国が国際連合により承認された。
パレスチナ人は祖国奪還のため戦闘を開始、世界中の過激派がパレスチナ側に加わりイスラエル国の市民を攻撃した。
彼らは“自由の戦士”を自称したが、イスラエル側からは“テロリスト”と呼ばれた。
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1976年6月27日。
ギリシャ、アテネ。
数人が合図しながら飛行機に乗車し、飛び立つと間もなく銃を取り出し、
「動くな、こればハイジャックだ」
と乗客を威嚇します。
犯人4人のうち2人はPFLPの外部司令部のバレスチナ人メンバー、2人はドイツ極左の過激派グループRZのメンバー、ボーゼとブリギッテです。
ボーゼ達は乗客たちのIDとパスポートを没収し、南アフリカへと向かわせます。
イスラエルでは、会議中にメモを渡され、首相はハイジャックを知ります。
会議メンバーには告げす、犯人の人種や乗客人数を知らせるようメモに書き、首相は届けた者に持たせます。
ボーゼ達がリビアで燃料を補給している最中、女性が「妊婦で具合が悪い」と訴えます。
ブリギッテは反対しますが、ボーゼは気持ちを見せるのも必要、と女性を開放します。
イスラエルでは、同胞の釈放のと予期するものの、テロリストとの交渉は考えず、特殊部隊を準備し始めます。
飛行機がウガンダのエンテベ空港に到着すると、待っていた犯人の仲間がむかえ、その後の乗客たちの扱いにボーゼは憤りを感じ始めるのです・・・

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※ 『PFLP』は、パレスチナ解放人民戦線のことです。
マルクス・レーニン主義を掲げ、パレスチナ解放を目標とする「過激派」のようです。

※ 『RZ』は、パレスチナに同調するドイツの政党・極左の過激派グループ“革命細胞”の通称です。

≪ “エンテベ空港奇襲作戦”を扱った映画が、他にもこんなにありました。 ≫

「エンテベの勝利」(1976) アメリカ合衆国製作。

監督:マーヴィン・J・チョムスキー
出演:ヘルムート・バーガー、カーク・ダグラス、バート・ランカスター、エリザベス・テイラー、アンソニー・ホプキンス、リチャード・ドレイファス、リンダ・ブレア

「サンダーボルト救出作戦」(1977製作・劇場未公開) イスラエル製作。

監督:メナハム・ゴーラン
出演:ヨーラム・ガオン、クラウス・キンスキー、シビル・ダニング

「特攻サンダーボルト作戦」(1987) アメリカ合衆国製作。

監督:アーヴィン・カーシュナー
出演:ピーター・フィンチ、マーティン・バルサム、ホルスト・ブッフホルツ、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・ウッズ





お立ち寄りありがとうございます
関連映画はどれも観ておらず・・・
ヘルムート・バーガーは意外や、意外・・

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