「ロスト・イン・マンハッタン 人生をもう一度」

2015年・劇場未公開の映画の紹介です

監督は、オーレン・ムーヴァーマン。
“ホームレスの日常”的な、ドラマ映画です。
主演・出演は、リチャード・ギア、ベン・ヴェリーン、ジェナ・マローン、
キーラ・セジウィック、スティーヴ・ブシェミ。

(あらすじ)
ニューヨーク。
あるアパートに空き部屋の清掃員たちが部屋に入るなりあまりの酷さにぼやきます。
すると、水の張られていない浴槽で眠る男性がいて起こします。
若干の傷がある男性・ジョージは、「女性を待っている」と話します。
しかし誰の名義の部屋でもないため、ジョージは追い出されてしまいました。
財布が見当たらず、仕方なくベンチに横になりますが眠れず起きてしまいます。
翌日ジョージは、部屋から出されたごみの中から写真を取り出します。
夜、バーで働くマギーを外から見つめながら、傍の男性に写真を渡すよう頼みます。
渡されたマギーは、険しい表情になりますがお礼を言って受け取りました。
身分証、社会保険番号が不明のジョージは仕事も見つけられず、
市がホームレスのために提供している場所にたどり着きます。
面接があり、今までの事を事細かく聞かれるジョージは、イライラして文句を並べます。
しかし食事つきの事もあり、なだめられて男性数人のいる部屋に入るのです。
コートを質に出し、何とか食いつないでいるジョージは、
ある日コインランドリーにマギーの姿を見かけ入って行きました・・・

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ホームレス事情にかなり詳しくなりましたですよ。
全編ホームレスの状態で、よくリチャード・ギアが引き受けたものだ驚きです。

勿論娯楽でもなく、淡々と進む流れなんですが、
何故か批評家評はいいんですよね。

原題は『Time Out of Mind』。
「記憶を越えた遠い過去、非常に長期間」などのようです。

マギーは実はジョージの娘で、演じたのはジェナ・マローン。
「プライドと偏見」(2006)、「ハンガー・ゲーム2」(2013)シリーズ、
「ネオン・デーモン」(2017)、「アンテベラム」(2021)などの出演があります。

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厳しい現実をみているようで、心穏やかではありませんでした

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