(2)フィリピン、ど田舎に行ったダス!

2020年07月19日 | フィリピン永住生活、、天国か地獄かな
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フィリピンの、ど田舎に行ってきますた!

2020年07月19日 | フィリピン永住生活、、天国か地獄かな
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透析現場、意識不明患者が2名、フィリピン移住

2020年07月19日 | 病気 余命を考える 死を迎える準備
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「ゴオ~ン」中国で怪音パニック! 伝説の龍が降臨か

2020年07月19日 | 人類滅亡
「ゴオ~ン」中国で怪音パニック! 伝説の龍が降臨か

7/14(火) 11:02配信
東スポWeb

 中国の南西部に位置する貴州省の堅強村でナゾの怪音が鳴り響き、「龍の鳴き声か」と大騒動になっている。独立系地元メディア「大紀元時報」によると、怪現象が始まったのは先月20日ごろから。うめき声のような爆音が今も断続的に続いているというのだ。UMAの鳴き声? 大地震の予兆? 世界の終末? 原因不明の怪音に地元住民の動揺は広がるばかり。新型コロナウイルスに続き、中国発でまたも世界はパニックに陥るのか。

【写真】マーメイドというにはあまりに不気味な「アデン湾の人魚」

棚田が続く山間部にこだまする恐ろしげな轟音は、毎日昼ごろになると聞こえてくるという。

 それは牛の鳴き声のようだったり、何かえたいの知れない怪物の叫びのように聞こえることも。とにかく不気味で、周囲の山全体を揺らすような爆音が「ウオ~ン、ゴオ~ン」と低くとどろく。時には怪鳥の鳴き声かと思うような「ギ~ギ~」と鋭い音も。

 地元民は「数々の神話で語られてきた伝説の龍が降臨したのでは」とパニック。「中国では古来から、龍は権力の象徴。何か政治的異変が起こるんじゃないか。香港の弾圧を機にアメリカとの対立が深刻になっているし…」と、中国の支配体制が揺らぐ前兆かと案じる声もある。

 地元民が撮った証拠動画の数々は、SNSで瞬く間に拡散した。それを見た中国人が、我も我もと現地へ殺到。へき地の小さな村に、1週間で数万人が押し寄せる事態となった。

 いつしか「龍吟事件」と呼ばれるように。このままでは社会不安が広がると、地元当局は山一帯を封鎖し、立ち入り禁止に。揚げ句には「臆測で不穏な噂をネット上に流した」と2人の逮捕者まで出て、それぞれ6日間と8日間の拘禁措置となった。

 地元民の要望を受け、調査を開始した地質学や野生動物学の専門家が出した結論は、「ウズラの一種の鳴き声が山に反響したもの」というもの。当局は「余計な噂を流さないように」とクギを刺した。ただ動画を見る限り、その怪音は小さいウズラの鳴き声とは到底思えないような大音量。調査結果に納得していない地元民が多い。

 そんな中、今月2日に現場から45キロ離れた地点でマグニチュード(M)4・5の地震が発生。「天変地異の前触れではないのか」と怖がる人まで現れ、騒動はエスカレートする一方だ。

 超常現象に詳しいライターは「10年ほど前からカナダ、英国、スロバキアやウクライナ、デンマークなどで報告が相次いだナゾの音『アポカリプティック・サウンド』ではないか」と指摘する。

 各地のユーチューブ動画で聞き比べると、カナダは金属をこすり合わせたような、あるいはラッパのような音。スロバキアは恐竜のうめき声のような音で、ウクライナはホラー映画の効果音のようだ。そんな怪音が延々と鳴り響く。

「音の正体は全く分かっていない。その不気味さから、新約聖書の一節『ヨハネの黙示録』に記された、世界の終末を告げる天使のラッパの音ではないかという説も語られるように。黙示録は英語やラテン語で『アポカリプス』と言い、そこから『アポカリプティック・サウンド』と名付けられた」と同ライター。

 何らかの放電現象に伴う電磁波によるもの、また工場や工事現場の音が反響したものだという説もあるが、とにかくナゾだらけで、世界各地で報告が増えている。

 やはり聖書にも記された蝗害(こうがい=バッタ類の大量発生)がアフリカやインドを襲うなど、いま自然災害が相次いでいる。米国では暴動がやまず、中国は香港問題に揺れている。そして世界中を大不況に陥れた新型コロナウイルス禍も、自然発生説と人災説の両方ある。そんな状況を考えると、この怪音は人類に対する地球の悲鳴ともとれる。








xia***** | 4日前

コロナをばら撒いたり、尖閣諸島の問題起こしたり…悪い行いばかりするから天がついにお怒りになったか…?現実、ただの自然現象か何かだと思うが、昨今のこの国を見てると、本当に天が怒ってこの国、習近平などに大きな鉄槌を下して欲しいものだ。

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hig***** |4日前

特撮映画で育った永遠の幼稚園児の俺は、この不気味な音が大魔神様の顔色が変わる前触れだとプチ期待してます。
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ban***** |4日前

香港のこともあるしいつ天罰下ってもおかしくない状況ですよね。三峡ダムなんてしゃばしゃばなお粗末コンクリートで出来ていると聞くしいつ決壊してもおかしくない。
無理が通れば道理がひっこむと思ったら大間違いだ中国共産党。
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fkd***** |16時間前

笑死我了,日本人就这?信什么不好信天神?二战原子弹在日本爆炸日本的神保佑你们了吗?
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rcg***** | 4日前

あ、これマジでやばいかも
地震の前兆でそういう音が
聞こえたりとかする例はある
あと巨大な地滑りや土砂崩れとか
規模がでかくなればなるほど
大地がわずかに動く際に
その振動で怪奇音がすることが
あるらしい

現在中国は雨が続いて地盤が
かなり崩れてるし
三峡ダムのこともあるしな
500㎞もの河せき止めてるんだよね
あのダムだから全体の負荷もろに受けてるんだね

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- |4日前

いたずらと推測します

HKのニュース等を確認しましたが
悲鳴音、吠音等音が多種すぎで音程に抑揚があり小刻み
空気中の響音がメインで高音すぎる
地鳴りはこういった音ではありません

一時期流行ったミステリーサークル的なものでしょう
中国も景気がかなり悪いですからSNS稼ぎか地元観光目的でしょうか…
コロナ、水害に便乗したとも思われます
ただ中国でこういうイタズラは実刑でしょうね
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ren***** |4日前

記事にある貴州省で思い出したのだけど、以前NHKスペシャルで『龍の洞窟』の事やってたよね。
貴州省にある世界でも稀に見る巨大洞窟で、その洞窟が出来た成り立ちついての内容だったのだが、それに関する事のような気がする...
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gl0***** |4日前

あとウイグルも•••
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l2a***** |2時間前

三峡ダムに近い所かどうか知らないけど崩壊する前兆の音?
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toma'I |4時間前

ただ単に神龍だね!
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ohr***** |4日前

>地震の前兆でそういう音が
聞こえたりとかする例はある
あと巨大な地滑りや土砂崩れとか
規模がでかくなればなるほど
大地がわずかに動く際に
その振動で怪奇音がすることが
あるらしい


これは聞いたことがあるな。
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hir***** |4日前

適当に人の不安を煽るのはやめた方が良い。
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co |4日前

チベットがないてるんじゃない?
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sek***** |4日前

まさに スーパーナチュラルの
世界
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mor***** | 4日前

>ウズラの一種の鳴き声が山に反響したもの

流石にこの結論は無理があり過ぎるだろう。

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pak***** |3日前

巨大鳥獣ウズラン出現!
チベット、ウイグルで無惨に殺された人々の魂がウズラに宿り、現世に復活した。
やがてウズランは復讐のため、北京へと向かう・・・。
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yui***** |4日前

象クラスのウズラですかね(爆)
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ニャジラ |3分前

スーパージャイアントウズラ?
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zbo***** |3時間前

八宝菜には必要不可欠
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fst***** |4日前

嘘も、下手くそ!
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sat***** | 4日前

この音がする動画を見たことがあるが、なんとも
不気味な音です。
地中深くの断層が擦れる音(その割にその場で地震が起きるわけではない)か、地中深くの空洞を強風が走る時の音なのか。
断じて言える事は、この音はウズラの一種の鳴き声が谷に反響したものではないと言う事。

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yuo***** | 4日前

今の共産党独裁政治は盤石に見えるけど、ひょっとしたら内部の主導権争いや地方の不満の鬱積がどこかで爆発する予兆かもしれないと期待してしまう。
なぜソ連が崩壊したのかを顧みると、人は強固な堅苦しい体制なんか誰も望んでいないんだよね。

返信0

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poc***** | 4日前

この音、中国の軍が開発中の飛行兵器の衝撃波ではないでしょうか。
超音速の飛行兵器は有人無人に限らず音速を超える時、どうしても衝撃波が爆発音の様に地上に轟いてしまいます。
軍事機密なので人家の少ない地域で、公表せずに飛行しているので、謎の怪音という扱いになるのでは。
山間部を低空で縫う様に音速で飛行出来る迎撃の難しい核ミサイルをロシアは既に完成したと発表しています。
中国軍が現在、秘密で開発していても、おかしくありません。
戦闘機から射出するタイプ、完全自立型の無人飛行タイプ、レーダーに映らないステルス優先形態、機動性重視の空力優先形態、様々研究中なので衝撃波も色々なのでは。
外野フライの様な、着地点が簡単に予測出来る弾道ミサイルは、完全に時代遅れと悟ったから、自衛隊もイージスアショアを諦めたのでは。
日本も平和ボケしたまま死を待つのか、敵基地攻撃能力を持つべきなのか、せめて国会を開くべき。

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dee***** | 4日前

石灰岩質の地下には無数の洞窟と地下の河川や池があり、おりしも雨の季節に水流が変化したり洞窟の崩落で、空洞が鳴るでしょうね。
地震も起きる。

返信0

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tpi***** | 4日前

温暖化で、風の流れが大きく変化していると思います。
今まで聞こえなかった音も、風向き次第で聞こえるようになります。
軍事演習の大砲の音などがいい例。

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jin***** | 4日前

区内在住ですが、たまに夜中にうなりが聞こえてくる。工事の作業音とも違う聞いたことのない種類の重低音。いつもあれはなんだろう、と思いながら寝てしまって翌朝には忘れてしまう。でしばらく経つとまた異音。一体なんなんだろう。

返信4

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caum… | 4日前

うちの近くでも夜中に限って地鳴りのような音が鳴ることが増えた。市内中とは言わないが、区に住む住人はすべて聞こえるほどの轟音でうるさくて気になり、不思議に思ってたが光らない雷なのかなと考えるようにした。
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20歳アイドルが急死、いったい何が… 死因明らかにされず、グループは活動休止

2020年07月19日 | 芸能ニュース
20歳アイドルが急死、いったい何が… 死因明らかにされず、グループは活動休止

7/18(土) 16:56配信
夕刊フジ

 今月10日、20歳の若さで急逝した7人組の女性アイドルグループ「KissBee(キスビー)」の初代リーダー、鷹野日南さん。注目度が高まり、まさにこれからというときだけに衝撃が走った。いったい何があったのか。

 鷹野さんの死は、グループの公式ツイッターで13日に公表された。

 《ご家族の意向もあり、葬儀を終えた後でのご報告とさせて頂きましたので、皆さまへのご報告が遅くなり、申し訳ございません》

 鷹野さんは亡くなった10日午前8時すぎ、「みんながいてくれたからここまでこれたよありがとう」とSNSに投稿。運営側も「まだその現実を受け入れられない状況」と説明し、グループの活動も休止となった。死因などは明らかにされていない。

 KissBeeは2014年に結成されたアイドルグループ。初期メンバーの鷹野さんは17年からは、ユーチューバーグループ「URA-KiSS」(通称うらきす)のリーダーとしても活動。渋谷を中心に活動する平均年齢19歳の7人組が「うらきすハウス」で共同生活を行い、毎日動画を投稿するという話題性から「2018年Yahoo!検索大賞新人賞」を受賞している。

 「鷹野さんは今年6月に設立された『zzz.inc.(ねむ)』の代表取締役社長にも就任し“取締役アイドル”とも呼ばれていました。12日には初の主催イベントを開催予定でした。コロナ禍もあり、自分たちで売り上げを作り、収入を得ていくことに不安があったのかもしれません」と芸能プロダクション関係者。

 「キスビーをプロデュースした社長は、IQが高くMENSAのメンバーにもなっています。時流にのって効率よく稼ぐことでは学生の頃から天才でした。そういう厳しい社長の下で、取締役アイドルとして才能を伸ばすかと期待されたのですが…」(芸能プロダクション関係者)
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犬の興奮は2種類 やめさせたい「犬に負担がかかる興奮」

2020年07月19日 | ペット
犬の興奮は2種類 やめさせたい「犬に負担がかかる興奮」

7/19(日) 8:10配信
いぬのきもち WEB MAGAZINE

愛犬の興奮に手を焼いている飼い主さんも多いようですが、犬にとって興奮することは、ストレス発散にもなるため、決して悪いことばかりではありません。とはいえ、興奮の度合いや状況によっては、飼い主さんがやめさせる必要が出てくる場合も――。
では、どのような興奮だと、飼い主さんはやめさせなければならないのでしょうか? 
「○○に負担がかかる興奮」はやめさせる必要がある?

ミックス

犬の興奮をやめさせるべきか見極めるには、「周囲の人にとって」「飼い主さんにとって」「犬自身にとって」負担になっていないかを考えることが大切です。

そして、いずれかに負担がかかるような興奮の場合は、やめさせた方がよいでしょう。逆に、それ以外の興奮はストレス発散にもなるので、見守っても大きな問題はないといえます。
こんな興奮は、やめさせて!

プードル

愛犬が以下のような興奮状態になったら、飼い主さんはやめさせる必要があります。
飼い主さんを無視して走り回る

飼い主さんの指示を聞き入れられないほど、興奮して走り回っている場合はやめさせましょう。予期せぬ方向へ行ってしまい、まわりの人や犬自身に危険が及ぶおそれがあります。
人に飛びつく

飛びつきグセがあると、子どもやお年寄りを転倒させるなど、思わぬ事故につながるおそれがあります。また、犬の骨や関節に負担をかける心配も。中~大型犬は体が大きいので、とくに注意が必要です。
縦にジャンプする

興奮して後ろ足で立って縦にジャンプすると、犬の足や関節に大きな負担をかけることに。これを繰り返すと、骨や関節の病気の原因にもなるため、やめさせる必要があります。
人や犬に突進する

勢いよく突進すると、リードを持つ飼い主さんが転倒したり、交通事故に遭ったりする危険性があります。ほかの人や犬を怖がらせてしまうこともあるので、やめさせた方がよいでしょう。
激しく吠え続ける

激しく吠えたり、夜遅い時間に吠えたりすると、近所迷惑になります。また、 踏ん張って激しく吠え続けることで、犬の腰に負担がかかるおそれもあるので、やめさせる必要があるでしょう。
こんな興奮なら、見守ってもOK!

ミニチュア・シュナウザー

一方、以下のような興奮であれば、飼い主さんは見守ってもよいでしょう。

飼い主さんへ駆け寄る

犬は興奮すると、飼い主さんの方へ駆け寄ることがありますが、その際に激しく吠えたり、飛びついたりしなければ、見守ってもOKです。
2~3回吠える

数回吠える程度なら、やめさせなくてもよいでしょう。ただし、飼い主さんにおねだりして吠えているようなら、応えないようにしてください。
しっぽをフリフリ

しっぽを振るくらいの興奮なら、やめさせなくても大丈夫。犬が興奮し過ぎないか様子を見ながら、落ち着くのを待ちましょう。
少し走り回る

犬はエネルギー発散のために、興奮して走り回ることがあります。子犬に多く見られますが、飼い主さんの指示でやめることができるなら、問題ありません。

愛犬の興奮状態をきちんと見極め、上手に対応してあげましょう!

参考/「いぬのきもち」2019年5月号『忍者にならってサササッと解決!子犬の興奮を止める秘伝しつけ5』(監修:しつけ教室DOGLY代表 日本動物病院協会認定家庭犬インストラクター 荒井隆嘉先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

いぬのきもちWeb編集室




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戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路

2020年07月19日 | 国際紛争 国際政治 
戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路

7/18(土) 18:05配信
ニューズウィーク日本版
<アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリア、インドそして日本......なぜ中国は同時にいくつもの国といざこざを起こすのか。計算もしたたかさもない習近平の「気まぐれ外交」は負のスパイラルに陥っている>

国境での衝突に抗議するため習近平のポスターを燃やすインドの人々(6月22日、ニューデリー) Adnan Abidi-REUTERS

中国にとって、2020年の国際環境はまさしく「最悪」というべきであろう。【石平】

まず、中国にとって最重要な2国間関係である米中関係は今、1979年の国交樹立以来、最悪の状態にある。特に7月に入ってから、米政府は南シナ海に対する中国の領有権主張と軍事的拡張を「違法行為」だと断罪し、「ウイグル人権法案」を根拠に陳全国・共産党政治局員ら高官に対する制裁を発動し、国家安全維持法が施行された香港への優遇措置を廃止し、台湾への新たな武器売却を承認......と、外交・軍事両面における「中国叩き」「中国潰し」に余念がない。

【動画】集中豪雨により氾濫する長江

その一方、経済でも米政府は中国製品に対する莫大な制裁関税を継続し、米企業の中国からの移転をうながしつつ、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)への封じ込めに一層力を入れている。そして、トランプ大統領は6月18日、「中国との完全なデカップリング(切り離し)」に言及した。

こうした厳しい現状を中国側も当然認識している。7月3日、人民日報系の環球時報は中国共産党中央委員会対外連絡部の周力・元副部長の論文を掲載したが、「外部環境の悪化」をテーマとするこの論文は冒頭から米中関係の「劇的悪化」取り上げ、「米中間の闘争の全面的エスカレートに備えよう」と呼びかけている。公職から退いたとはいえ、共産党元高官が「闘争」という言葉まで持ち出して米中関係を論じるのはまさに異例だ。

アメリカの隣国であるカナダとの関係も全く良くない。6月19日、中国が2人のカナダ人をスパイ罪で起訴すると、カナダ政府はそれを「恣意的」だと批判。トルドー首相は「非常に失望している」と述べ、6月26日にファーウェイ幹部でカナダ当局に拘束されている孟晩舟とこの2人のカナダ人との交換を拒否した。この問題をめぐって、中国とカナダとの確執は今後も続くだろう。

もう一つの英連邦国家であるオーストラリアとの関係も悪くなる一方である。本来、オーストラリアは中国と良好な関係にあった。だが今年4月、オーストラリアのモリソン首相が国際社会に新型コロナウイルスの発生源に関する独立した調査を訴えると、それが中国の逆鱗に触れた。中国は5月以降、豪州産の大麦の輸入に法外な制裁関税をかけたり、オーストラリア旅行の自粛を中国人に呼びかけるなど陰湿な手段を使っての「豪州いじめ」を始めた。

これで中豪関係は一気に冷え込んだが、6月末に中国が香港国家安全維持法を強引に成立させると、オーストラリア政府は香港との犯罪人引渡し条約を停止。中国側のさらなる強い反発を招いた。オーストラリア政府は最近、中国の一層の反発を覚悟の上で、香港からの移民受け入れの検討に入ったという。

<いろいろな人といざこざを起こす「Cさん」>

中国は英連邦の「宗主国」であるイギリスとも険悪な関係になっている。前述の香港国家安全維持法の成立を受け、イギリス政府は300万人の香港市民に対し英国の市民権や永住権の申請を可能にする方針を表明した。中国政府はそれを「重大な内政干渉」だと非難し、方針の撤回を求めた。しかしイギリス政府は中国側の反発を完全に無視。そして7月14日、ついに5G関連の設備からファーウェイを排除すると決めた。これはファーウェイだけでなく、中国政府にとってもまさに顔面直撃のパンチ、大きな外交的失敗となった。

アジアに目を転じても、中国と一部周辺国との関係に摩擦や紛争が生じている。この原稿を書いている7月16日現在、中国当局の公船が94日連続で日本の尖閣諸島周辺の接続水域に入っており、2012年9月の尖閣国有化以降で連続日数の最長を更新した。そのうち、中国海警局の船が7月2日から3日夜にかけ、およそ30時間にわたって日本の領海に侵入したが、これは尖閣周辺の日本領海への侵入時間としては国有化以降の最長であるという。

日本の自民党内でも中国に対する反発が高まり、7月8日には習近平国家主席の国賓訪日中止を要請する決議案が党外交部会で可決され、首相官邸に提出された。もちろん中国政府は反発を強めている。

中国はまた、アジアのもう1つの大国であるインドと本格的な国境紛争を起こしている。6月中旬、国境地帯で中印両国の軍隊による殴り合いの「準軍事衝突」が起き、インド軍側に20名の死者が出たと発表された。その結果、インド国内の反中感情が急速に高まり、中国製品ボイコットの動きや対中関係見直し論がインド全体に広がっている。

以上、最近の中国と世界・アジア主要国との関係の現状を点検してみたのだが、中国は今、世界最強の超大国であるアメリカだけでなく、先進国のイギリス、カナダ、オーストラリアやアジア主要国の日本・インドとも「闘争」を展開している。これほど多くの「敵」に囲まれて「奮戦」している中国の国際環境は、まさに中国発の四字熟語である「四面楚歌」に近い状況だろう。上述の共産党元高官の周力氏が「外部環境の悪化」を嘆いているのも杞憂ではない。

中国と主要国との関係悪化は、全部中国の責任であるとは一概に言えないかもしれない。だが、中国自身にもやはり大きな責任と問題点がある。例えばCさんという人間は、Aさんとだけ喧嘩しているならどちらが悪いかはよく分からないが、しかしもし、CさんがAさんともBさんともDさんともEさんともFさんとも同時に揉め事や争いをしているなら、誰から見てもこのCさんに問題がある。Cさん自身のおかしさこそが、いろんな人とイザコザを起こす原因であるに違いない。中国という国は、まさにこのCさんなのである。

<習外交に戦略性もしたたかさもゼロ>

例えばオーストラリアの場合、新型コロナの発生源を追及すべきという同国政府の正当な要求に対し、いきなり制裁関税などの嫌がらせや恫喝を行なったのは中国政府である。インドとの国境紛争にしても、インド軍兵士の死者数の多さから見て、中国軍が積極的に紛争を起こしたと考えられる。そして日本との領海摩擦についても、新型コロナウイルスの拡散以前、習近平国家主席の国賓訪日がほぼ確実になっていた良好な関係性からすれば、中国がこの数カ月間、どうしてあれほど執拗に日本の接続水域や領海への侵入を繰り返しているかまったく理解に苦しむ。日中関係をわざと壊すかのようなやり方である。

国際環境の悪化、主要国との関係悪化を作り出した主な原因が中国自身にあることは明々白々だが、問題は中国がどうしてほぼ同時進行的に主要国との関係を自ら壊し、「外部環境の悪化」を招いたのかである。

昔の中国ならもっとも上手に、もっとも戦略的に外交を進めていたのではないか。中国という国は古来、いわば外交戦略や外交術に長けていることで知られてきた。今から二千数百年前の戦国時代に、中国の先人たちは「遠交近攻」や「合従連衡」などの高度な国際戦略を開発した。「遠交近攻」とは、遠方の国々と親交を結ぶ一方、近隣の国を攻めるという戦略である。「合従連衡」の「合従」は、戦国七雄が並立する中で、秦国以外の6カ国が連携して最強の秦に対抗する戦略であるが、それに対し、秦国は他の6カ国のいくつかと個別的に連盟することによって「合従連合」を打ち破ろうした――それが「連衡」の戦略である。

この2つの国際戦略の着眼点は同じだ。要するに、多くの国々が並立する中で、多数の国々と同時に敵対するようなことは極力避けること、そして敵となる国を1つか2つに絞り、他の国々と連携し良好な関係を保った上で、力を集中して当面の敵国と対抗していくことである。

このような戦略的発想は、中国共産党政権にも受け継がれ、彼らのいう「統一戦線戦略」となっている。例えば1970年代、中国は主敵のソ連と対抗するためにかつての宿敵アメリカと手を握り、アメリカの同盟国の日本までその「統一戦線」に巻き込もうとした。あるいは江沢民時代、中国は一時日本に対してかなり敵視政策を取っていたが、一方で努めてアメリカとの良好な関係を維持していた。胡錦濤時代になると中国は「全方位外交」を唱え、できるだけ仲間を増やして国際的地位の安定を図ろうとしていた。

胡錦濤時代までは無闇に敵を作らず、主敵と対抗するためできるだけ多くの国々を自陣営に取り入れ、良好な関係を保つのが中国外交の伝統であり、不変の戦略だった。しかし習近平政権になった後、特に習近平国家主席が個人独裁体制を確立して外交の指揮権を完全に掌握したこの数年間、中国外交にはかつての戦略性やしたたかさは跡形もない。「一帯一路」のような大風呂敷の国際戦略を漫然たる手法で展開する一方、ほとんど無意味なところで他国にけんかを売り、敵を次から次へと作り出している。

<せっかくの「連欧抗米」を自分でつぶす>

そして原稿の冒頭で記したように、今年の夏に入ってから、無闇に敵をつくるばかりの習近平外交が「佳境」に入っているようである。アメリカという強敵の全面攻撃を前にして、本来ならできるだけ仲間を増やして対処していくべきところ、習政権はその正反対のことをやっている。主敵のアメリカと戦いながら、カナダにもオーストラリアにも日本にもけんかを売っていくのはもはや狂気の沙汰で、「統一戦線」の面影もなければ戦略性のかけらもない。アメリカと対峙している最中、アジアの大国であるインドと準軍事的衝突を起こすとは、理解不可能な行動である。

もちろん習近平政権は「統一戦線」の伝統を完全に忘れたではない。6月22日、習は欧州連合(EU)のミシェル大統領及びフォンデアライエン欧州委員長とのテレビ会談に臨み、中国と欧州が「世界の安定と平和を維持する二大勢力となるべきであり、世界の発展と繁栄を牽引する二大市場となるべきであり、多国間主義を堅持し世界の安定化を図るための二大文明であるべきだ」と述べ、欧州と連携して第3勢力(すなわちアメリカ)と対抗していく姿勢を示した。

言ってみれば、習近平の「連欧抗米」戦略らしきものであるが、しかしそれからわずか1週間後、習政権がとった政治的行動が、欧州との連携を事実上不可能にした。香港国家安全維持法の強行で、中国はイギリスだけでなく、欧州の主な先進国との関係が亀裂を生じたのだ。実際、EU外相にあたるボレル外交安全保障上級代表は7月13日、香港国家安全維持法に対してEUが対抗措置を準備していることを明らかにした。せっかく「連欧抗米」戦略を考案しながら、自らの行動でそれを直ちにつぶす――まさに習近平外交の不可思議なところである。

台湾政策もそうだ。2019年1月、「1国2制度による台湾統一」を自らの台湾政策の一枚看板として打ち出したのは習近平であるが、それから現在に至るまで、習政権は香港問題でとった行動の1つ1つが、まさに「1国2制度」の欺瞞性を自ら暴き、「1国2制度は嘘ですよ」と自白したかのようなものである。挙げ句の果てに、香港国家安全維持法の制定で自ら1国2制度を完全に壊し、「1国2制度による台湾統一」という構想を台無しにしてしまった。自分の打ち出す政策を自分の蛮行によって打ち壊すとは、習近平外交はもはや支離滅裂の境地に達している。

このような戦略なき「気まぐれ外交」を進めていくと、中国の国際的孤立はますます進み、中国にとっての外部環境の悪化がますます深刻化していくのがオチではなかろうか。




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中国船の尖閣侵入、連続96日 旧民主党政権の“悪影響”で上陸調査困難、自民議員が「実効支配の強化」提案

2020年07月19日 | 国際紛争 国際政治 
中国船の尖閣侵入、連続96日 旧民主党政権の“悪影響”で上陸調査困難、自民議員が「実効支配の強化」提案

7/18(土) 16:56配信
夕刊フジ

中国の脅威が迫る尖閣諸島

 これ以上、暴挙を許すわけにはいかない-。沖縄県・尖閣諸島周辺海域に、中国海警局の武装公船が連日侵入していることに対し、自民党国防議員連盟は17日の会合で危機感を訴えた。議員からは、自然調査や資源調査、米軍との共同訓練など、「実効支配の強化」を求める意見が相次いだ。

【写真】尖閣周辺で日本漁船を追尾した中国公船

 海上保安庁によると、尖閣周辺海域では18日朝も、中国公船4隻が確認され、うち1隻は機関砲のようなものを搭載しているという。領海侵犯は確認されていない。

 尖閣周辺で中国公船が確認されるのは「96日連続」で、2012年9月の国有化以降の最長日数をさらに更新した。このまま続けば来週22日には「連続100日」となる。

 日本は一刻も早く、実効性のある対策に乗り出さなくてはならない。

 前出の国防議連の会合では、中国および尖閣諸島の現状を、各省庁が説明した。防衛省は、中国が海軍や空軍を中心とした軍事力を強化しており、軍事予算は(年間)23兆6000億円に達するという見方もあるなどと説明した。外務省は、日本の海上保安庁に相当する中国海警局が、もはや軍の一部になっていると報告したという。

 これらを受けて、「ヒゲの隊長」こと佐藤正久元外務副大臣は、米軍が尖閣諸島に設定している射爆場(久場島と大正島)で、「米軍と自衛隊の共同訓練ができないか」と提案し、政府とともに検討を進める考えを示した。

 今年6月には、中国の人民武装警察法が改正され、中国海警局と中国海軍が合同訓練や共同作戦を行うことが可能となっている。

 青山繁晴参院議員は「自然調査や資源調査の必要性」を訴え、尖閣諸島を行政区とする沖縄県石垣市が求める「固定資産税の調査」も認めるべきとの考えを示した。

 実は、旧民主党政権は2012年9月の尖閣国有化の際、「平穏かつ安定的な維持・管理」を目的に掲げた。この方針が、石垣市や環境省の上陸調査を困難にしているという。いまだに、旧民主党政権の悪影響が続いているわけだ。

 青山氏の提案を受け、関係省庁は「検討する」と回答した。

 そのほか、会合では「自民党としての見解をまとめるべきだ」といった意見も出された。

 尖閣諸島に関する議論は次回以降も継続するというが、大切なのは「自国の領土・領海を守り抜く」という決意と行動である。
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2020年07月19日 | 政治社会問題
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中国、8年前の“コロナ死”隠蔽か 英メディアが「武漢研究所の闇」に迫る報道連発 香港「国安法」に報復準備も

2020年07月19日 | 国際紛争 国際政治 
中国、8年前の“コロナ死”隠蔽か 英メディアが「武漢研究所の闇」に迫る報道連発 香港「国安法」に報復準備も
2020.7.13 20:00
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 新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)や、香港への「国家安全維持法(国安法)」施行などめぐり、自由主義国と中国の緊張が高まるなか、英国メディアが「中国の政財官界工作」や「武漢研究所の闇」に迫る報道を連発している。香港の旧宗主国である英国は、国安法が中英共同宣言(1984年締結)への「明白かつ重大な違反」と判断し、報復準備を進めているという。都内中心に新型コロナウイルスの新規感染者が急増している日本では「親中派」が跋扈(ばっこ)しているが、英国にはまだ、「自由で高潔な国家」としての誇りがあるようだ。最近、『習近平が隠蔽したコロナの正体』(ワック)を出版したノンフィクション作家、河添恵子氏が緊急寄稿第19弾で迫った。



 「中国が試みる英国人エリートの取り込み」

 こんなタイトルのリポート(86ページ)の存在が、一部の国会議員やメディア関係者の間で注目されている。執筆者は、かつて英対外諜報機関(MI6)に所属したクリストファー・スティール氏と、共同で情報コンサルタント会社「オービス」を設立した、元外交官のアーサー・スネル氏という。

 スティール氏は、ドナルド・トランプ米大統領の「ロシア・ゲート」事件のきっかけとなるリポートを執筆した、いわく付きの人物でもある。

 今回のリポートの全容は明らかになっていないが、英紙デーリー・メールは一部を入手して7日、以下のように報じた。

 「中国共産党は、政治家、学者、その他のエリートを『使えるバカ』、もしくは『専属エージェント』にすることを目標にしている」

 同紙では、英国人5人(貴族や政府職員ら)が名指しされ、国会議員や元国会議員、貴族、企業経営者、学者、メディア関係者を含む、トップエリートによる謎めいた「48グループクラブ」もやり玉に挙がった。

同リポートは、中国の目的について、「英国の国家インフラ(原子力発電所や通信など)における中国のプレゼンスを確立し、英国での第5世代(5G)ネットワークを欧州市場への入口とする」「ファイブ・アイズ(=最高機密を共有する、米国と英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)を弱体化させ、中国の政策を世界が支持するように仕向ける」と記し、警鐘を鳴らしているという。

 英中関係が、香港への国安法施行などをめぐって緊張するなか、ボリス・ジョンソン英政権が、国内の5Gネットワークから、中国通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」製品を排除する見通しとなったことが明らかになった。英メディアが6日までに報じた。

 さらに同時期、新型コロナウイルスに関する、中国側の隠蔽体質を暴露する新たな報道があった。

 英紙サンデー・タイムズが5日付で、独自の調査報道「発覚=コロナウイルスの7年間の軌跡、鉱山での死から武漢研究所まで」を発表したのだ。

 記事によると、中国雲南省の銅山の廃坑で2012年春、コウモリのふんを片付ける作業をした鉱夫6人が、39度以上の高熱を出し、重症肺炎になった。5人が呼吸困難に陥り、3人が死亡したという。

 武漢ウイルス研究所は、12年8月から13年7月まで、「コウモリ女(バット・ウーマン)」の異名を持つ石正麗氏らのチーム6人を雲南省に派遣し、現地調査を行った。分析と貯蔵を目的に、数千以上のコウモリのふんのサンプルを採取し、武漢に送った。

 石氏は16年2月に発表した報告書に、「SARS(重症急性呼吸器症候群)に似たコロナウイルスの新種を『RaBtCoV/4991』と命名した」と記した。ただ、「鉱夫3人の死」には触れなかった。

 サンデー・タイムズの記者は「新型コロナウイルス(COVID-19)と96・2%の類似性があるRaBtCoV/4991ウイルスにより、中国人鉱夫3人が重症肺炎で12年に死亡したが、武漢ウイルス研究所は、これを公にしないのはなぜなのか?」と疑問を呈している。

 ■英、香港の行政長官「制裁名簿」に

 英政府は6日、深刻な人権侵害に関与したとして、北朝鮮やロシアなどの計49の個人・組織を制裁対象に指定したと発表した。

 今回、中国の関係者は制裁対象に入らなかったが、与野党の国会議員が「香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は名簿に早々に含まれるべきだ」と語っている。

 国安法導入に対する英国の批判を受けて、中国の劉暁明駐英大使は6日、「中国へのひどい内政干渉。国際関係の規範を踏みにじるものだ」と批判した。

 これに対し、ドミニク・ラーブ英外相は「これは内政干渉ではなく信頼の問題。多くの国は、中国が国際的義務に従っているのか疑問に感じている」などと真っ向から反論した。

 米国やカナダ、欧州連合(EU)も同様の流れを加速しつつある。日本が今後、どちらを「正義」と考えるか、自由主義国が新時代へ助走するなか、「答え」は決まっている。

 ■河添恵子(かわそえ・けいこ) 

 ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。著書に『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『世界はこれほど日本が好き』(祥伝社黄金文庫)、『世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(ワック)、『習近平が隠蔽したコロナの正体』(同)など多数。





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