明けの明星

ラテン語で「光もたらす者」、釈迦も空海もこれを観て悟りを開いたとか。
ちょっと、だいそれたタイトルになっちまったかな。

新春登山 丹沢大山 <その2>

2008年01月10日 14時58分43秒 | 山歩き
                             
                               <その1>はこちら



悪魔の囁きに導かれて

不動尻方面に向かうと・・・・

山頂では50人以上の人で
溢れかえっていたのに

誰れもいません・・・










         



山頂から30~40分経ったころ
P989で東京から来たという70歳ぐらいの
男の人が休憩中

今日は下から大山に登ってきて
これから
不動尻から広沢寺温泉に向かうらしい


以後は
人里に着くまでは誰とも会うこともなかった


しばらく歩いているとP893の分岐に到着
黒のマジックで右→広沢寺・日向薬師(マイナールート)

誘き寄せられるように
この道をわけいってしまった










          





さらに30分ぐらい歩くとP778



ここは三叉路と思っていたので
南に伸びる尾根を直進してしまった
でも、
本当はT字路になっていて
左に行かなければいけなかったんだ


でも、地図と磁石も持ってるし
このまま尾根に乗っていけば
キャンプ場にいけるとは思っていたから
まだまだ、余裕のよっちゃんだったんだけどね


          


ところが、
何個目かの小ピークを右にトラバース気味に下りた時

尾根を踏み外してしまった

戻ろうとすれども、
行く手を鹿柵に阻まれちゃって


引き返して、ザレた急斜面をもう一度
尾根までよじ登る元気もなく

そのまま支沢をどんどんと下った


踏み跡もほとんどない急斜面で
何度かシリモチをつきながら

怪我が一番怖かったよ

マル秘お宝映像
顔がひきつっていま~す




なんとか谷(屏風沢?)まで
下りてきた

          




ここからは
沢を下流に向かって右に左に徒渉したり

落差のあるところは
急斜面を高巻いてのルートファインディング



でも、あと1~2時間あとだったり

雨が降っていたなら

間違いなく、野宿だったな


たかだか標高400メートル程度の山域
なんだけどね

「中高年がまた遭難」
なんて記事にならなくてよかったよ


最後の屏風沢の大堰堤を右岸から
高巻き、反対側に下り立つと

50メートル位先に東屋が見えた
さらに先にはキャンプ場につづく林道も・・・


振り返って見た堰堤




あとは、人っ子一人いない
日向ふれあいの森キャンプ場の中の林道を下り

20分で
暮れにも寄ったクアハウス山小屋で休憩

アイスコーヒーと紅茶のケーキセット


やっと人里に下りてきて
どっと疲れが出てきたよ


あとは、ゆっくり林道を25分歩いて
日向薬師のバス停へ

バス停に着くと
ちょうど、16時15分発のバスが来た


伊勢原駅で夕飯のおかずを買って
無事に家に帰ってきました


あの沢が屏風沢だったのか鍵掛沢だったのか?
どこで尾根を踏み外してしまったのか
近いうちにまた探索しにいかねばならない


                      おしまい。
コメント (2)
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