一昨日自転車で、急な坂を登ったり降りたりして絹の道資料館に行ってきました。鑓水という場所で昔は養蚕業が盛んだった様です。付近には里山の情景が広がっていました。ここは昔の商人の屋敷跡だったようですね。
赤梅が咲いていました。
資料館の中に入ってみました。 これか欄間の彫り物の様です。
繭ですね。私も子供の頃桑の葉っぱで蚕を育てた記憶があります。係員の人の話では昔はこの辺りの一帯の農家は蚕で栄えたとの事でした。
これが絹糸ですね。
館内はこんな感じで、絹の事がいろいろ勉強できます。
この辺りから横浜辺りまで絹の輸出用に運ばれていたようで、絹の道というのがあります。昔はこんな道具で絹が馬で運ばれていたんですね。
昔懐かしいこの地方での子供の遊びのレリーフがありました。 昔は自然が子供の遊び相手だったのですが、時代と共に大きく変わって行きました。便利になりましたが、情操といいますか、日本人本来の心根が失われつつあるような感じを受けます。
その後自転車で10分くらい走って、昔の農家の家屋が保存されているとの事でそちらに向かいました。地区100年以上とか。ニュータウン開発以前はこのような家がこの辺りに多く見られたようです。
中をのぞかせていただきますと、懐かしい土間・かまどなどあり、子供の頃を思い出しました。昔は薪で焚いたご飯を食べましたものね。土間の天井が煙で燻されて黒くなっていて、何ともいえぬいい雰囲気でした。
自分の住んでいる地域でも知らない事が多いいですね。最近は便利になりまして、ネットで調べて地域のこういった昔の生活を感じられる場所を尋ねています。