30歳頃まで浅草で会社勤めをしていた関係で、「神谷バー」の電氣ブランは仕事帰りに、同僚とよく飲みに行きました。
あたたかみのある琥珀色で、ほんのりとした甘味がありますが、ストレートではアルコール度数が高すぎるので、生ビールをチェイサーにして飲んでいました。(これを“カミヤ流”と言うそうです)
現在のデンキブランはアルコール30度、電氣ブラン<オールド>は40度です。
むかしは、浅草六区で映画を見て、帰りに「神谷バー」でデンキブランを飲む、それが庶民にとっての最高の楽しみだったのでしょう。
こうして書いているうちに、当時のことが思い出され、無性に電氣ブランが飲みたくなりました。(このブログを書き終えたら買いに行こうと思います)
なお、「神谷バー」のホームページに、電氣ブランの歴史が掲載されています。