
21/15℃
10数年に一度と言われる台風26号は風と大雨で東日本に大きな被害をもたらし、特に東京都の伊豆大島では多くの犠牲者をだし、北海道では雪まで降らせたが台風で雪が降るとは初めて、近畿もようやく気温が下がり、ようやく衣替えしなければならない季節となった。
義兄の法要は新発田市の大善寺(浄土宗)で、浄土宗の一流派の(鎮西派)で寺宝は聖徳太子の少年時代の像 とある。 子供の頃この寺で遊んだが聖徳大師と関わりのある寺とは全く知らなかった。 法要の儀が終わったので住職に大善寺は大阪(難波)の四天王寺と関わりを訊ねるとそうでは無いらしい。 聖徳太子は仏教を篤く敬い保護したため、日本仏教興隆の祖として宗派を問わず信仰されており、全国に様々な寺院に聖徳太子像を安置した堂があり、仏像同様篤く信仰されていたそうである。 昔、新発田藩の郷、北蒲原郡聖籠村(現、聖籠町)に太子堂があり、聖徳大師の少年像安置され近隣の多くの村民の信仰が仰がれていたとか。 何時の時代か不明だが、大善寺は聖籠村の太子堂から移転された寺のようだ。
一周忌法要は定刻通り10:30から開始されたが法要の読経から始まったが従来の読経はサンスクリット語(梵語)で時間が長く、有りがたいお経だとされれていたが、何が有りがたいかサッパリ解らず、足が痺れるばかりだったが読経は殆んど日本語の口語調で読経され時間も20分程度で読経が終わり、法要の儀の当主から参列者の焼香が開始された。
焼香が終り墓前でお参りが終わると割烹料理店の送迎バスで新発田の老舗割烹「志まや」へ故人を偲ぶ会の会場「割烹志まや」へ行った。
戦前は新発田は帝國陸軍「第4師団新発田16連隊」があり、街には三つの映画館と芝居小屋があり、数ケ所に通称花街と云われる、遊郭、芸妓置屋、待合、割烹料理屋があり活気にあふれた街だったが現在は芸妓もいなくなり、割烹料理店も「志まや」を含め3店舗のみだそうだ。
料理も郷土の食材を生かした料理で品数も多く食べ切れない程で特に、マツタケの土瓶蒸しは絶品で数年ぶりに味わった。 越後地区の独特の「おこわ」醤油赤飯と呼ばれるものがあり「赤飯」という名がついているが、一般的な赤飯のように赤色でなく、醤油の茶色の赤飯である。 赤飯も食べったかったがお酒と料理で満腹状態だと仲居がそれなら折り詰にしますから、お持ち帰りくださいとのことでテーブルの汁物を除いて詰めてくれた。 宴席は2時間足らずで終了し、長姉の家に戻り休憩し16寺過ぎの電車で新潟空港へ向かい、19時時15分の飛行機に乗ったが全て満席だった。 飛行機は高気圧に乗ったのかフライトは安定し快適で定刻通り大阪空港着き、三宮行きのリムジンバスも満席状態だったが、待つことなく三宮に21時前に着きタクシーに乗ったが運転手さんは「13日は大安で日中は結婚式や法要の乗車客ばかりで大忙し」だったそうである。 秋晴れの三連休は全国的に結婚式や法要でホテルや寺院と料亭は賑わったようである。 家に帰り折り詰めの「醤油おこわ」を郷里を思い出しながら味わったが、また行けるだろうかは健康状態次第なのだ。
で居て、又来年もお出かけて下さい。
ご馳走とお酒は付物ですね。日本の風習でしょうかね-・・・?
何時までもお元気でご活躍、して下さい。
何時も楽しみにしております。
醤油赤飯、珍しいですね。一度食べてみたいですね。
四国遍路旅Ⅱに暖かいグッドを有り難うございました。
今日は後で胃・肺・腸等のガン検査に出かける為に早朝のお伺いに成りました。
まずはお礼まで!・・・バイ:バ~ィ!
!(追)!
コメント
旅は楽しいのですが、乗り物に乗っている間は景色を観たらして楽しいのですが、乗り換えなどの移動が加齢と共に難儀します。
日本海沿岸縦断JR線は神戸からだと一番ベターな列車で大阪、金沢、新潟と3回の移動乗換です。
地方の駅ホームは上りエスカレーターは有っても下りが有りません。
飛行場はそのバリアフリーが完備され移動時間も少なく料金もほぼ同等値です。
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醤油赤飯は新潟県中越地区特有の赤飯らしですが、小豆の代わりにグリンピース又は枝豆の剥き身が入るようです。 醤油赤飯のお握りも昔、食べましたが、こまた美味しいです。
法事会席膳の手土産に郡山市の柏屋「薄皮饅頭」がついていましたが創業1628年(寛永5年)と昔ながらの素朴で美味しい饅頭でした。
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胃・肺・腸等の癌検査が異常なきよう祈願します。
「四国お遍路巡り」で弘法大師様がご加護しているでしょう。
お遍路巡りはあまり興味はありませんが南国「土佐の国」は一度、訪ねてみたいと思っています。
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新発田の会席料理では必ず空の折箱がついています。また、会席料理でなくとも普通の飲食店でも一品料理が食べ切れない時は申し出れば持ち帰り折り箱を心よく出してくれます。
自分の食べ残しを折りに詰めて家に持ち帰り留守の子供達にも食べさせらる。
我輩は好きな料理だけ食べ家内の食べ残しも一緒に詰めてもらいました。
お蔭で伊丹空港か三宮で夕食を摂らず、家で持ち帰り「折り詰」でまた会席料理で