健康自由メモ(高齢者の健康メモ)

高齢者の健康自由日記

維新と海図(柳楢悦)展

2012年03月09日 | 5.Weblog

10/7℃
 4月上旬こ気温も平年並みとなったが週末にまた寒気が来る予報となっている。ハバーランドから歩いて三宮まで15分くらいかかるが近年小用が近いので神戸港中突堤中央ターミナル(かもめりあ)に立ち用ると2階に「維新と海図」(柳楢悦、没後120周年記念)の展示場(無料)の案内板がめに入った。 海図とはどんなもか見たかとが無いので覗いてみた。

 主催は(財)日本水路教会:(協)海上保安庁・神戸港振興協会とあり受付の係員の説明では日本地図の伊能忠啓・間宮林蔵は良く知らているが、日本近海の海を作ったのは「長崎海軍伝習所」で勝海舟とともに派遣された柳楢悦(海軍少将・貴族院議員)が西洋数学による近代的な測量術やオランダ式の航海術を習得し、日本近海の”海の地図”の創始者であることを知った。 測量をもとに近代的な日本地図を作った伊能忠敬や間宮林蔵は山・川・入江・湾・半島や島々を実測した地図だが海図は海の潮の流れ目には見えない海底の起伏などを実測し海の航行水路実測海図つくった創始者である。 「海図」は海国日本の船舶が航海や停泊を安全に必要な数多くの情報を記録した海の案内地図なのであることをこの展示会場で知ることができた。 展示会場には当時の明治初期、明治10年ころ、明治政府の招請で派遣されたフランスの第2次軍事顧問団の一員として来日した工兵中尉が日本各地で撮影した神戸関係の写真が展示されていたので許可を得て撮ったのが下画像です。
                      

   


上画像和田岬は貴重な画像とか

明治10年といえば日本最後の内乱鹿児島で「西南の役」だが文明開化で神戸へ西洋文化が入って洋風が進むのがうかがえる画像。

   

 当時の日本固有鉄道、神戸駅は貨物線が主で船荷の搬入・搬出はトラック輸送となり貨物駅駅構内は現在はハーバーランドとなっている。


(日本の海洋観測船)

 3.11日の東日本大震災の被災地、三陸沖の”釜石港は当時、東京・函館間の中間補給地点として重要平な港であったこと、高炉による銑鉄の生産に成功し、官営製鉄所建設の直前であったことから、第1号海図の対象港として選ばれたものと思われます。 この最初の海図が出来てから三陸陸沖では 平成23年3 月11 日に発生した東北地方太平洋沖地震・津波まで6度の海底大地震又は津波が発生し、本州東岸及びその各港湾等に海岸線の化及び陸上から押し流された家屋・車輌等、海底の険悪物存在などで海図が修正されているとゆう。 今回の東日本大震災は最大で加わること放射能汚染で海図の測定が遅れているのではないかと思われる。 神戸は海と山が見られる美しい街、今まで海の意識が無かったがよい知識を得て一層の港へ来る楽しむことが出来るだろう。 

 



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2 コメント

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Uchanさん (wingtom)
2012-03-09 22:27:15
こんばんは

海図を見る機会は意外と少ない
私にとっては無用のものなので
本屋さんに並べてあっても見ないと思う。
平家も瀬戸内海の海図があれば
負けていなかったと思うと悔しいだろう
源氏は近所に住む住民から詳細を聞き、
平家を逆手に取った。
ありがとうございました。
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源平合戦平家の滅亡 (Uchan)
2012-03-10 14:26:27
≪Wingtomさんへ≫
コメント有り難うございます。
こちらも海図の存在を初め知った次第です。
壇ノ浦の戦いで源氏の義経が地域の住民(海賊)を戦に参戦させ時間を稼ぎ潮の流れが変わった時に攻撃体制が逆に有利になったとかですが海図があればねー
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