夕刻28/10℃
日本の神社では6月30日に「夏越の大祓と茅の輪神事」 が執り行われる。神道では毎年の犯した罪やれを除き去るための除災行事として定着した。6月のものを「夏越の祓」、「名越の祓」(なごしのはらえ)または「夏祓」「夏越神事」「六月祓」などとも呼ばれ、12月のものを「年越の祓」と呼ばれている。
今日の6月30日も神戸の大きな神社では「夏越の大祓と茅の輪神事」 の神事があり昨年は生田神社にに行き夏越の大祓と茅の輪をくぐり、その半年の厄払いをしてきた。
夏越の祓の神事は16時だが夕刻が雨の予報なので昼近くに家を出て昼過ぎには楠公さん(湊川神社)に着いたがまだ、参拝者はまばらであったが「茅の輪」を三度潜り、夏場の健康を祈願してきた。科学や医学の進歩した時代に信ずるものではないが高齢になると心身が劣化してゆくの自然だが少しでも長寿願い、やはりその気になるのが不思議である。 お参りを終えて歩いて近くの新開地の商店街をブラつき、夏越し祓えの縁起菓子で「水無月(下画像)」を買ってきた。
京都にいた頃、京和菓子には四季があり「水無月」の菓子を夏越しの祓いを受けてその日に食べると夏バテしないと先輩に聞いた。 近畿(神戸)にはそのような風習があるようだ。 和菓子店では「29と30日にしか作らず店頭販売は今日までです。」と言っていた。 今年も今日で半分過ぎたが夏に負けずに悪疫退散を願う無病息災で過ごせる気分になったのである。
水無月 美味しそうですね 冷たいお煎茶と戴きたい気がします
名前の由来も知りたいですね
私達はお正月と願い事が有る時と願いが叶えばお礼参りに行くだけです
もっと御参りをしないといけませんね
コメント
神様は「叶わぬ時だけの神頼みは効き目は無いぞ」、せめて、月参りでもして境内を歩き回りなさいと楠公さんが助言してくれました。
「水無月」は夏の季語だそうでお菓子については下記URLを参照してください。
http://www.kanshundo.co.jp/okashi/seasons/02-natsu/minazuki/
買った水無月は大阪が本店の「千鳥饅頭」店舗の菓子でしたが大阪も「茅の輪くぐり」して水無月を食べる風習があるようですね。
京都の菓子店ではこの時期から、水羊羹など、創意工夫した夏菓子が店頭に出てきます。
散歩・運動と安全祈願が一緒に出来て何よりでしょう。
私は里山を良く歩きますが、里山の麓には小さな神社が祀られて、
山頂にはその上宮祠が祀られていることが多く登山の安全を祈願して拍手を打っています。
和菓子は見た目に綺麗だけでなく、季節感あふれるものが季節季節に売り出されるのが嬉しいです。
また、そのネーミングもその土地の歴史・文化を表現しているものも多く、
その由来を紐解くのも楽しいものです。
コメント
関西へ来るまでは西洋文化のモダンでおしゃれな街のイメージでしたが、さに非ず、異国の宗教の寺社仏閣まであり吃0驚です。
戦国時代を除き、神戸は時の為政者の直轄の天領でした。神戸は『温故知新』の街なのです。
まだまだ、探せば見所があるようです。