地域の氏神 筒井八幡神社（神戸市中央区）

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　引っ越して2か月を過ぎたが、戦前から神戸の旧市街の町会には氏神の神社がある。マンションは旧墓地跡に30数年前に開発されたマンション群が多くある。自治会の名は“筒井台”となっているが先日散歩中に約１km程南に「筒井八幡神社」の前を通ったので訪れ神社の神官に町会名を言って「町会は氏子の対象町会」なのか訊ねてみたが戦前の昔から神社の氏子地域となっているそうである。　筒井八幡神社は平安時代に宇佐八幡宮から勧請したとされ明徳４年（１３３９年）に再建され、明治維新には建て直された古い歴史のある神社とで説明を受け、応神天皇（八幡大神）がお祀りされています。

　第2次大戦の神戸空襲では町全体が焼け野原となったが御心霊は神官が無事守り抜き、戦後は地域住民の惜しまぬ努力で現在の神社に復興した。　境内社は種々の社が祀られているが石仏は神宮寺ゆかりの御物で神仏習合の神社のようだ。　古くから当地には清水が湧き出て湧き水に井筒を設けて利用したことから筒井という地名が起こり、この辺りは筒井村と呼ばれました。その井筒は現在も境内に残っています。

　この井戸は40数年前までは湧き出ていたが山陽新幹線（1872年開通）の六甲山トンネル工事のため湧水が水質が変わり止まってしまった。　また、阪神淡路大震災は一時、湧水が復活したが徐々に枯れてしまったそうである。
　町名は江戸期から明治20年まであった筒井村で六甲山麓にあった墓地跡に住宅が開発されこの一帯は筒井台と称されている事から筒井八幡神社が氏神だとされている。　今月の13（土）～14日（日）筒井八幡神社の秋祭りが行われる。