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一昨日19日(金)朝、長女から電話があり、大阪の「桜の通り抜け」へ行くお誘いががあった。 大阪か勤務時代2度ほど昼と夜桜の通り抜けお花見に行った事があるが20年以上前のことであるので家内と一緒に連れて行ってもらった。 車で造幣局まで40分ほど着いたが造幣局の近辺の駐車場は皆満杯である。 造幣局の北側の駐車場にいれ、造幣局の南ゲートまで10分強歩いた。 ゲートへ向かって続々歩いているが平日とあって家族連れは無く中・高年齢者が殆んどだ。 長女は「桜の通り抜け」初めてだそうである。 現在の造幣局は1871年4月4日(明治4年2月15日に大蔵省造幣寮として創業式を挙行したとWikipediaにある。 造幣局は局のあった土地はもともと藤堂家(藤堂 高虎)の大坂屋敷があり、同家の植栽していたサクラの樹木が造幣局にも引き継がれたそうだ。
造幣局にはヤエサクラを中心に約130品種、352本の桜が植えられており関西最後のお花見イベントとして全国的に有名な大阪の春の伝統行事の花見である。 今年の近畿の桜は異常気象でソメイヨシノなどは予想より5日ほど早く咲き、造幣局の八重桜も南門付近は散り始め葉桜寸前のサクラとなっている。
花見客の人並みの流れで北に歩いてゆくと、八重サクラの品種多いので遅さきの満開の八重桜樹もある。
造幣局長であった遠藤謹助が「役人だけが花見をしていてはいけない」と1883年(明治16年)から一般にも開花したサクラを公開することになったのが始まりだそうだ。
ヤエサクラは花弁数が多いのが特徴だが今年の桜「天の川(東京都荒川堤の里桜)」花弁数が10~20枚ある。 金沢兼六園にる有名な「兼六園菊桜(原木は天然記念物指定)」は300~350枚もあり日本で花弁数の最も多い珍しい桜だそうだが、散ってしまったのか見つけることは出来なかった。
造幣局桜の通り抜けはそれほど混雑はしなかったが1時間強で北門を通り抜けて北区の大川(旧淀川)沿いにある桜之宮公園を散策しながら駐車場へ向かった。
造幣局「桜の通り抜けは」明日22日(月)までだが、近畿地方は昨夜から朝方まで冷たい降雨でおそらく散っているだろうと思う。
なぜ今頃咲いているのか不思議でした。
八重桜がメインなんですね。納得しました。
コメント
大阪に造幣局
明治維新政府は江戸幕府の金座・銀座を廃止して大阪に造幣局(本局)造ったのは歴史的な理由があるようです。
我輩も初めて知ったのですが現在は東京と広島に支局があり、大阪の人はたゞ「造幣局」と呼んでいるようです。