”君は憶えているか ヤマトのあの熱き血潮を”
昭和49年のテレビ放送が低視聴率で打切りとなった『宇宙戦艦ヤマト』が大復活した昭和52年の映画興行時に使われた宣伝文がこうだった。
今でも憶えてるよ、私は。『宇宙戦艦ヤマト』(テレビ第一シリーズ限定)は私の青春でした。
心配だ。どうなるのだろうか、この実写版『宇宙戦艦ヤマト』の企画は。十分な智慧と時間と労力とお金が投下されてしっかりと映画化されるならいいのだが、不安がフツフツと沸き起こってくる。
他の報道では、ヤマトファンで知られる樋口真嗣氏が監督を務める予定だったのが、土壇場で(正・続)『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴氏に変更されたと伝えられている。その理由というのが、「SMAPの育ての親I女史」が「キムタクのイメージから戦艦同士がドンパチという内容より、乗組員の人間ドラマを中心にした方がいいと主張した」からとのこと。これは私の想像なのだが、大好きなヤマトの実写化の話を持ち込まれた樋口氏が大興奮して様々な提案や要望を出してきた為、『宇宙戦艦ヤマト』自体には何の思い入れも無く”キムタク主演で一定レベルの商売になる映画が出来ればそれで結構”としか考えていないI女史が、「樋口にやらせたら金と手間と時間がかかって大変だわ」と嫌い、商売第一で黙って製作側の言うことを聞く(と彼女が思った)山崎貴氏に変更されたのではないか。
金儲けが出来ればそれで良いと思っている連中に中途半端にヤマトをいじられるのは願い下げだ。
木村拓哉氏が古代進、西田敏行氏が沖田艦長というのは、以前作文にして掲示した私の希望と一致しているので、正直うれしい。
しかし、あの”エリカ様”が森雪というのはちょっとね。。。イメージが違うと思う。でも演技力は高いという話を聞いたので、意外としっかり演じてくれるかもしれない。やはり森雪は仲間由紀恵さんが絶対良いと思うが、もう無理ならスターシャかサーシャで出して欲しい。
島大介は草なぎ剛氏がいいと思う。
デスラー総統はキアヌ・リーブス氏かユアン・マクレガー氏がいいが、まあ、出演料の点で無理でしょう。稲川素子事務所の外人さんで済ますのはやめて欲しい。
この記事が出演を報じている香川照之氏と橋爪功氏は、それぞれ、真田工場長と佐渡先生かな?
古代進の兄:古代守は誰がやるのだろう。佐藤浩市氏とかどうだろう。
徳川機関長は大滝秀治さんがいいな。
心配と夢が同時に膨らんでゆく。
以下、ゲンダイネットより引用。
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主演・木村拓哉、ヒロインが宮崎、綾瀬を蹴落とした沢尻エリカになるまで
2009年7月17日 10時0分
ゲンダイネット
かつて一大ブームを巻き起こしたアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写版が製作されるが、これが来年にかけて映画界の最大の話題になりそうだ。
実写版の製作はまだオープンにはなっていないが、日刊ゲンダイ本紙がつかんだ主要キャストは――。主人公の古代進を演じるのは木村拓哉で、ヒロインの森雪を演じるのは沢尻エリカとみられている。艦長は西田敏行、ほかに香川照之、橋爪功らが出演するもようだ。
「『宇宙戦艦ヤマト』は今年12月に26年ぶりにアニメで復活しますが、その大前提になったのが実写版の製作で、主演・キムタクありきで進められました。難航したのはヒロインで、旬の女優の名前が何人も挙がったのですが、最終的に沢尻で固まったようです。企画書がすでに出回っているので、この2人は動かないと思います」(事情通)
沢尻に決定したのはSMAPの実権を握っているI女史と沢尻の事務所幹部のホットラインといわれる。他で名前が挙がったのは宮崎あおい、綾瀬はるかで、宮崎は高岡蒼甫との離婚騒動で、ナーバスな状態が続いたことで流れたという。綾瀬は木村とドラマで共演して意気投合し、木村のお気に入りだが、製作サイドはNGだったようだ。
●スタッフは最強
製作の陣容も現在の日本のトップレベルといえる。プロデュースするのは米アカデミー賞の外国語映画賞を獲得した「おくりびと」の製作会社セディックインターナショナルの中沢敏明氏、製作するのは「踊る大捜査線」や「ALWAYS 三丁目の夕日」のシリーズで知られる「ROBOT(ロボット)」。万全の体制といえる。クランクインは早ければ10月で、公開はアニメから1年後の10年12月の予定だという。
木村と“問題児”沢尻の初共演というだけでも話題に事欠かないし、中高年にとっても注目作なのは間違いない。
(日刊ゲンダイ2009年7月14日掲載)
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