映画『Space Battleship ヤマト』のフランス語吹替版が一本まるごと某ビデオ投稿サイトに(違法)公開されている。
沖田艦を無事撤退させる為に自らが盾になると言う戦艦ゆきかぜ艦長古代守に、真田が「よせ、古代!」と叫ぶ場面があるのだが、その科白のフランス語吹替は「古代、やめて!」と聞こえる。
ABC『探偵ナイトスクープ』に知らせたら、西田敏行探偵局長も出演しているので、『爆笑小ネタ』で紹介してもらえるかも。
鹿児島はローカルヒーローの聖地だ。
ご当地ヒーローの歴史の黎明期に登場し最初に「ローカルヒーロー」を名乗ったのが、「鹿児島特撮映像研究団体」略して「鹿特体(かとくたい)」が昭和59年(西暦1984年)に制作した『爆煙仮面カゴシマン』だ。
そして、昨今のローカルヒーローブームに火をつけたのが平成11年(西暦1999年)に登場した鹿児島県種子島の『離島戦隊タネガシマン』。
この誇るべきローカルーヒーロー開拓者らの血脈を受け継ぎ、今鹿児島で大人気なのが『薩摩剣士隼人』だ。
Youtubeに公式アカウントがありビデオを観ることが出来る。
昨晩4月11日(水)夜にTBS朝鮮放送系で『Space Battleship ヤマト』がテレビ放送された。
TBSも出資した同局開局60周年記念作品なのでノーカットで放送するのかと思っていたら、容赦無く切りまくっていた。
単発映画に向かない内容の全26回のテレビアニメを2時間強の映画一本に仕上げるという極めて難しい課題に、山崎貴監督が苦心の末に十分合格点の解答を出して見せたのに、その労作を無残に切り刻みやがって。。。山崎監督の無念を勝手に想像して悲しくなった。
今夜DVDを取り出してもう一度観た。やはりこの映画は良く出来ている。
某動画投稿サイトで同作品のフランス語吹替版が丸ごと一本(違法に)公開されている。現時点で205,112回再生され、評価は高評価236票に対し低評価は僅か17票だ。この映画が間違いなく良作であることの証左の一つだろう。
テレビ第一シリーズのリメイクである『宇宙戦艦ヤマト 2199』というアニメーション作品の制作が進行中だ。全26回を来年テレビ放送する予定だが、その前に何回かに分けて劇場公開するのだそうだ。最初の劇場公開を今やっているところだ。
映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』を一応内容確認の為に観に行ったの以外は一切続編の類は観ていないし、今後も観るつもりは無いのだが、これは第一シリーズのリメイクということなので観に行こうと思う。
武田鉄矢氏原作の萬画『お~い!竜馬』を読んだ。予想していた通り司馬遼太郎の空想歴史小説『竜馬がゆく』の武田流焼き直しである。
定番のウソ話「龍馬伝説」、つまり、”竜馬は勝海舟の海軍塾の塾頭だった”、”竜馬が薩長提携を発案し、彼が仲介して薩長の手を結ばせた”、”竜馬が大政奉還を発明し、彼の奔走により実現した”、”竜馬が作った新政府案には竜馬自身の名前は無く、理由を尋ねた西郷に「わしは世界の海援隊をやりたい」と語った”等に加えて、竜馬が上海に渡ったとか徳川家茂と話したとか独自の創作が山のように盛り込まれていて、NHK『龍馬伝』並みのスーパー歴史ファンタジーだ。失笑の連続で疲れ果てた。
実在の坂本龍馬からかけ離れた虚像の坂本龍馬像を金儲けのネタにしている人間を私は「悪質龍馬業者」と呼んでいる。武田鉄矢氏はその代表格であると以前から考えてはいたが、今回『お~い!竜馬』を読んでその根拠をちゃんと説明できるようになった。それだけが収穫だ。