平成29年3月16日(木)20時より放送されたBS日テレ『片岡愛之助の解明!歴史捜査 没後150年!真実の坂本龍馬を徹底解明!2時間SP』を観た。
歴史研究家・作家の桐野作人先生が監修。
「真実の坂本龍馬を徹底解明」と詠ってはいるが、大政奉還策の発明者は龍馬ではなく幕臣大久保一翁・福井藩主松平春嶽である事や、薩長の和解連携の発案主導者は他ならぬ薩摩であって龍馬ではないといった事実については全く触れられておらず、其の点は不満を感じた。多分、これから先の龍馬関連番組の為にネタをとっておいたということなのだろう。
『船中八策』が明治以降の捏造である事実や「龍馬殺害薩摩藩黒幕説」が成り立たない事を明解に説明していたり、会津藩が京都の薩摩藩邸を焼討ちし小松帯刀・西郷・大久保らを殺害すること(あまり使いたくないが最近流行りの言葉で言うと「テロ」)を計画していたという不勉強な私にとっては初めて聞く話も登場したりして、非常に有益な番組だった。
詳しくは後日追記。(出来るかな?)