トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

サンフランシスコ

2007-08-02 | Weblog
子供達と一緒にMuniというライトレールに乗ってサンフランシスコへ行ってきました。

たまにしか利用しない電車なので、なんだかとても新鮮でドキドキもののアドベンチャー気分でした

電車の中っていろいろと人間模様がありますね。
しかもサンフランシスコとなると、電車内のシーンも私たちにはとてもめずらしかったです。

まず目についたのが一目瞭然のゲイカップル。
彼らもマイノリティーでいろいろと生きにくいことあるんだろうなあと、私も、ゲイではないけど同じマイノリティーとして心情わかるわぁ的な視線を送ってしまいました、、、、が、よく見渡すと、あっちにもこっちにもゲイカップルが。

ゲイはそれほどマイノリティーではないのね

さすがゲイの街と名高いサンフランシスコです。

途中、車内に乗車券を見まわりに来たのは警官でした。
おもしろかったのは、無賃乗車の常習犯と顔なじみだったこと。

身体に触れてはいけない法律に基づいて、警官はヘッドフォーンをつけて聞こえないふりをしていたこの常習犯らしきおじさんの横で、バンバン乗車席をたたいたり、目の前で手をふったり、、、、
結局となりに座っていたお兄さんがおじさんの肩をトントンしたら、観念してました。
まわりの人々はなんだかみんな微笑んでいて、もしかしたらいつもの風景だったのかな!?

サンフランシスコはとても寒かったです。
私とケニーは夏服で震えました。
反対に家からしっかり厚手のジャケットをまとって来たのはトニー。

”こんな冬物着て”と、ずっとバカにしていた私とケニーが、
ジャケットを持ってきたトニーは、やっぱ正解だったね。ちゃんと先を見越して寒いだろうって用意してきたんだよね。えらいな。」と誉めると、

「違う!寒いからじゃない!サンフランシスコはハトたくさんいるから
だと。

トニーはハトが大嫌い。あの3本足がイヤだそうだ。

怖いもの、苦手なもの、嫌いなものを相手にするときは、上から下まで身をまとって、用意周到のかまえをみせます

せっかく誉めてみたものの、サンフランシスコの人通りの激しい中で、ハトを発見。

キャ~~!!と悲鳴をあげて、目を細め、クビをすくめ、耳をふさいで大騒ぎ。

それでも道行く人知らん顔

さすがサンフランシスコだ。