トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

ハワイ事件その2

2007-08-14 | Weblog
クラゲ事件と並んで行方不明事件がありました

アラモアナショッピングセンターという巨大ショッピングモールでケニーが1時間いなくなりました。

そもそもは、車をどこに止めたか忘れてしまったマヌケな私達の失態からはじまりました。

すごい広い駐車場だし、見知らぬ土地ではいつもの勘も働かず、家族でウロウロしていたら、ケニーが「お手洗いに行きたい!」と言うと、急にショッピングセンターの中へ消えてしまいました。

用を足せばこの場に戻ってくるだろうと、車探しは一旦やめてケニーを待っていました。

が、待てど暮らせど帰ってこない。

もしかしたらお手洗いの場所が探せなくてお漏らししちゃったんじゃないの?!
人前に出られないほどの哀れな姿に、恥ずかしくて出てこれないのかも?!
どこに戻ればいいのか迷っているのでは?!

あれこれ頭の中を駆け巡り、、、、

結局、Daveがショッピングセンター内へ探しに行くことに。

約1時間、その場を動かずにいた私と探しまくっているDaveと携帯で連絡とりあってもケニーは見つからず。

誘拐されたのかも!?

事態はだんだん深刻化し、ついに私は警察に電話しよう!と決めました。

血相かえてる私を見てトニーが、
「なんで警察に電話するの?」と聞いたので、
「いなくなっちゃったから」と言うと、
「車?ケニー?どっち?」と、しり上がりのいつもの口調で言いました。

車を探していたことなどすっかり忘れるほどパニクっていた私には、この自閉症発言に笑う余裕もなく(後から笑いましたが)、警察へ電話しようとすると、、、、

ごめんなさいと言って、ケニーが歩いてきました。

お手洗いへ行った後、場所がわからなくなり、彼も私達を探していたそうです。

お店の人に事情を話して、電話を貸してもらったけどカリフォルニア番号の私達の電話にはつながらなかったようで、お店の人にアナウンスして呼びかけてもらうところに、外でチョロチョロしている私達の姿が目に入ったとのこと。

即、Daveにいたよ!と連絡して、そのあと今度は車を探すこと30分。

とても長い夜でした。