トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

イラクの自閉症

2008-08-12 | Weblog
昨夜のニュースでイラクの自閉っ子を紹介していた。
あたり前のことだけどイラクにだって自閉症はいるのだ。


“専門家が少ないために必要な療育が受けられない“と訴えているお母さんとその横で無鉄砲に動き回っている子供の姿はアメリカでも見かける自閉っ子ファミリーの風景。

ただ違うのは男の人の姿が全然見えないこと。
取材されている親もプレイセラピーのような療育映像の中の大人たちもみんなヴェールをまとった女性なのだ。

水や電気にさえ不自由している日常で、お母さんひとりで障害児を育てるのは大変な苦労があるだろう。


ヴェールをまとったお母さんが「もし私が爆弾で死んだらこの子はどうなるの?」と涙ながらに言った言葉があまりにも現実的で心に刺さった。