今日は二十四節気の春分です。昼と夜の長さがちょうど半分。
夜明けが早くなったと思っていたが今朝は大きな雨の音で早い夜明けとは思われなかったですね!
彼岸と云うのに関東地方では雪が降って箱根では積雪のニュースが流れていた。
. ”毎年よ、彼岸の入りの寒いのは” あの正岡子規の句ですが、
「母の詩、自ら 句となりて」という前書きがあるように、
亡きお母さんの生前の口癖がそのままこんな句になってしまったというのです。
“暑さ寒さも彼岸まで“と云うのも説得力がありますが・・・・。
昨日出雲からの手土産に懐かしい田舎の桜餅がありました。
関西で食べる桜餅は道明寺粉で、もち米を一度蒸して、乾燥させて粗く砕いた物。
これを蒸して色付けしたもので餡を包んで桜の葉の塩漬けでくるんでありますが
お米の食感が残るつぶつぶとした皮が特徴です。
関東風と言われている「長命寺」。皮の材料には小麦粉が使われています。
長命寺は、小麦粉に水を混ぜて薄く焼いた皮で餡をくるんだもの。
出雲地方の桜餅は関東風の小麦粉です。
桜の葉と紫蘇がありましたが紫蘇包みは初めてでした。
雨の中で柴木蓮の蕾が膨らんでいた。
目立たないがスノードロップも好きな花です。