二十四節気の一つ啓蟄です。
暖かくなって冬眠していた蟻・地虫・蛇・カエルなどが穴から出てくる頃。
先生が亡くなって初めての句会に出席。
奥さんも欠席で11人のみの句会、鍵開けなど頼まれていたのでいつもと
違う地上の駐車場に止めたら勝手が違いとまどう。
季題 水温む ・ 沈丁花
4点句 そっと拭く妻の墓石水温む Y/S
3点句 子育ての節目に匂ふ沈丁花 T/A
2点句 沈丁花句会を待たず師は黄泉へ H/T
2点句 水温む水使う音刻む音 H/T
自由句
3点句 塗り箸の色少し褪せ花菜漬 K/K
3点句 波音は春の調べや和歌の浦 N/N
3点句 卒寿てふ天寿まっとう梅真白 N/M
2点句 春めくといふ予報士の三つ釦 N/M
2点句 あきら師をしのぶくれなゐ牡丹の芽 H/S
家の庭にも沈丁花の蕾がはじけてくる。
アカバナ常盤万作
蕗の薹が又出てきました。