本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

奇策は出るか?!

2007-07-08 20:23:22 | 政治
昨日七夕は夕方大阪駅へ行ったら社民党辻元衆院議員の街頭行動と遭遇した。夕方と言っても5時頃で、今の季節天気が良ければ7時位までは明るい。梅田陸橋では警察が路上ライヴを規制して回っていた。そんな暇があったらチャカの一丁も挙げて来いっちゅうんじゃ!シャブを摘発しろ! 家の近くの幹線道路では鼠捕りをしばしばやっているが、普段では考えられない程車がノロノロ走って行くから『あ、ネズミ捕りだ』と舗道からも良くわかる。・・というわけで、小沢さんはTV各局で不退転の決意を表明したが、安倍ポンはというと、自らの責任問題からはひたすら逃げ回っている。往生際の悪い男だ。ぷいぷい。私もこの際(←何しろ『天下分け目の関が原』的老人の祭典が目前に迫っている以上!)「辻元は嫌いだ」とか、「共産党は嫌だ」とか、「組合はパス」だとか言っていられないのだ。あちゃ。 . . . 本文を読む

書評もどき?-6冊の古書から。

2007-07-06 21:15:09 | 
『政局ネタ』もそろそろ飽きたので(はあ?ってか、まだまだ先は長いから息切れしてもいけないのでここらで一休み!)今日は趣向を変えて、最近読みかけている6冊の古書について思うところ感じたことなどを書きます。取り上げたのは全部文庫本で、150円とか200円とかでワゴンで売られていたものです。でも100円ではなかったような気がします。w古本屋のワゴンセールでも差別化が図られているということでしょうか。『書評』というほどの本格的なものは書けないということはわかり切った話なので、皆さんの暇潰し・退屈凌ぎになったらいいとは思いますが・・。ぁそ。 . . . 本文を読む

政界再編。

2007-07-05 20:18:46 | 政治
先日阿倍野区で日本共産党の某候補者がなかなか面白い街頭演説をしていたので、ビデオに撮ってやろうか、どうしようか迷っていたら、じきに「確かな野党」などと言い出したのでその場を離れた。確かな野党など要らない、必要なのは自公に代わる「確かな与党」であると、私は考えるからである。そんなアホ臭いお題目を死ぬまで言っていれば極楽往生か。ただ演説の中で大銀行は全て、法人税など1円も払っていないと言っていたのには驚かされた。そんなこと聞いてないよ!笑。銀行は今どさくさに紛れて3兆円も儲かっているらしい。ひどい話だ。なんでそこまでしてやらないといけないのか!?税制について私はあまりにも無知である。汗。そのうち気が向いたら(!)調べてみよう♪・・というわけで、参院選後の政界再編は必至と私は思っているが、問題は今の退廃的与党を我々がセンキョで大敗させることが出来るかどうか、である。昨日も産経だか日経だかの提灯持ち記者が「自民有利」とぶち上げていた。常識的に考えて自公有利な条件は一つもないのだが、それでも自民に投票する不見識な人間はいるのである。困った国だ。w今日あたりのニュースを拾っていくと、なんだか野党の方が早くも「再編」に向けて走り出しているかのようである。まるで、野党が先にバラバラになってあげないと自民が分裂し難いと気遣いしているかの如くである。何と親切な野党だろうか。財界の大勢はというと、これも「2大政党制」などどこ吹く風である。民主党を育てる気など皆無だから献金の額が全然違う。政・財・官は雁字搦めに密着しているのである。困った国だ。wそればっかりや。笑。どこをどう壊したらこの国も少しはまともになるのか、皆さん、よく考えて頂戴っ! . . . 本文を読む

安倍ポンの帝王学?!

2007-07-03 09:21:12 | 政治
久間発言を最初は「アメリカの考え方を紹介したものと理解している。何ら問題はない」と全面擁護しておきながら、いざ世論の反発が(当然ながら!)尋常ならない激しいものだと知るや、一転『厳重注意』に切り替え発言そのものを撤回させて『なかったことにする』(!)から『今後は一層(はあ?)核軍縮に努力して欲しい』とは、安倍ポンの常套手段とは言え、いったいこの人間はどういう『帝王学』を学んで総理の座にまで上り詰めたのかと、改めてその出自を疑ってしまう。民族排外主義・保守源流のエリートとして「英才教育」を受けたであろう安倍ポンの周囲にはチャラチャラおべんちゃらを言う太鼓持ちどもしか集まって来ず、彼らの阿り諂いに囲まれてこれまでの人生の大半を費やし、結果まともな手法でまともに政治を考えることなどついに一片たりとも学習することなくここに至っているのではないか。そうであるなら、我が国の政治風土は余りにも寒々しいと言わざるを得ない。こんな者しか総理に担げない自民党はいよいよ末期症状の観を呈している。この人間は凡そ心底から反省したことなど一度もないのだ。幼少時から自分の失敗・失態は黙っていても周囲が取り繕い穏便処理してくれたのである。一般に他者からの率直で真摯な批判に晒されて初めて、人は自省し自戒するのであって、そういう経験を何度となく繰り返して来た者ならば、安倍ポンのような「一旦は開き直って撥ねつけ、周りの反応を窺ってから渋々、しかも少しだけ態度を改める(!)」などという薄汚い卑劣な方法論は、そもそも発想することさえ困難であるが、安倍ポンにあってはこの方法が根っから体に染み付いているから救いようがない。政治家としてというより、人間としての基本的な欠陥が問題にされて然るべきだ。この仁はアカン。腐った果実は籠から取り除け! . . . 本文を読む

武器としての道具、あるいは道具としての武器。

2007-07-01 10:46:44 | 政治
6/29-30『朝生』の片山さつきと金美齢は対照的な手法で発言した。片山は堂々たる論陣を張って、終始一貫「我々はこれまでも充分対応してきたし、これからも準備万端、研究対策に抜かりはない。我々を信頼して欲しい」という論調だった。流石総理の座を目指そうという大蔵省主計官出身の元エリート官僚だが、そんなにご立派な歴代自民党政府と霞ヶ関官僚たちが、何故今回のような大失態を招聘してしまったのか、その説明は皆無だった。自らの腐敗と驕りと怠惰について一言も言及しないで今回の事態を説明することなど端から出来ない相談なのである。一方従来から我が『台湾ロビー』の向こう側にいて相呼応している論客だった金女史は、年相応に古臭い手法で自民を擁護し続けた。論争しようと言うのだから「結論先に有りき」はいいとして、そのロジックがことごとく「Aだが、Bだ」に統一されていて、その場合Aは単なる修辞、枕詞となって、Bを飾り立てるための装飾語の役割しか果たしていないのである。「小沢さんの『日本改造論』は良かったから私も期待したが、今の小沢さんは駄目だ」と女史が言うとき、前段は「一旦持ち上げておいて後で落とす」ためだけに援用されている全く不要な部分なのである。これは、こういった大学弁論部並の低レベルの詐術が通用する場所でしか普段発言していない証拠であって、殆ど醜態と言っていい。さて、吉本流に言えば言葉は『指示表出』である限りに於いては手段であり道具であり、つまりは武器たり得るものであるが、今日はもっと端的に『敵』をこの地上から抹殺するための道具についての小論である。 . . . 本文を読む