隙間時間に読んだ北朝鮮の偽ドルサスペンス小説。なりもの入りの宣伝の割に読後の後味が良くない。
数奇な運命の人を描く小説としても浅い。もちろん事実をえぐり出すドキュメントでもない。最後の場面はサスペンスのハイライトであるが、そこに至るまでが冗長である。何か消化不良にあったような読後感である。
はっきりとドキュメントであった佐藤優「国家の罠」と比べてしまう。
時の話題を取り上げた題材のため、期待しただけに残念である。
私としてはめずらしく、negativeから入らざるを得なかった読後感である。
作者の手嶋さんとはある種の関係があるのだが、手嶋さん、ごめんなさい。
数奇な運命の人を描く小説としても浅い。もちろん事実をえぐり出すドキュメントでもない。最後の場面はサスペンスのハイライトであるが、そこに至るまでが冗長である。何か消化不良にあったような読後感である。
はっきりとドキュメントであった佐藤優「国家の罠」と比べてしまう。
時の話題を取り上げた題材のため、期待しただけに残念である。
私としてはめずらしく、negativeから入らざるを得なかった読後感である。
作者の手嶋さんとはある種の関係があるのだが、手嶋さん、ごめんなさい。