われわれはどこへ行くのか?筑摩書房このアイテムの詳細を見る |
私は同業者でもあり、松井ファンである。
彼流の毒舌と「俺が俺が」が、この本には満載である。
着実に新しいメッセージが書かれている。
この新書も、あっと言う間に読んだ。同業者であることもあり、繰り返しのメッセージは飛ばしたので。
地球科学を学ぶ学生諸君!必読である。
この世界観、自然観、地球観、そして「人間観」は学ぶべきである。
彼は学界ではその毒舌故に損をしているが、私は支持したいと思っている。
なぜなら、私は多くを彼のメッセイージから学んでいるからである。
日本学術会議地球惑星委員会、地球人間圏分科会の「人間圏」は彼の作り出した言葉であること、
は私の読書歴の中では明らかである。