楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

千島の地震と津波と学会

2007-01-14 21:24:04 | 科学
昨日、学会の会議の最中にゆっさゆっさと長く揺れたね。あいにくネットもつながらず気にはなったが津波騒ぎがあったとは今朝まで知らなかった。会議が夜9時まで続き、その後飲んでしまい。終電が過ぎた。しかたなく予定外にホテルに駆け込んで泊まり、そのままバタンキュー。今朝、閑散としたとある駅前の喫茶店で新聞を見てびっくり!被害がなくてよかった。

学会のWebサイトやシステムがとてつもなく時代遅れでとても情報革命などというところからかけ離れている。
このままでは時代のゴミ箱にほおり込まれるという危機感が私には前からあり、泊まってでもなんとかせねばと思い、ついついのめり込んだ。ちょっと焦り過ぎかな?その焦り過ぎが担当者に無用な圧力にならなければいいのだが。しかし、それを支える若者はなかなか真剣に考えてくれており、これでいけばなんとかなるかなととりあえず思った。頼もしい!

しかし、問題はこれからである。アナグロに慣れた年寄りはネットで処理することや、それを処理することを面倒くさがる。
一方若者はネットで処理できない世界は相手にしなくなる。未来は若者のもの。年寄りは過去のもの。そこをどう調和させスムーズにしかし遅れることなくつなぐか。それが学会の運命を決める。

今日の科学新聞にも明確に書かれているが、世界トップレベルをめざすところにはどんどん投資されるが、その意欲のないところは淘汰されていくだろう。

仲間内輪のモラトリアムとしての学会の時代は去ったのである。団塊世代が消えるここ5年以内に決着するだろう。ここ1年が勝負所である。20~30代に多くのスーパースターをいかに作り出すか、全てのフォーカスはそこである。団塊世代は自ら自らを面倒見ることのできる世代であるから、まかしておけば良い。学会の運命の鍵はそこにはない。

きのうは飲み過ぎた。あ~眠い。
お!華麗なる一族が始まった。私は山崎豊子ものはほとんど全部読んだので、このドラマも見なくちゃ!でも眠りそうだな。

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