楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

君主論と大学教授:第25章そして最終章

2006-05-09 23:25:34 | 歴史
第25章:イタリア
その時のイタリアを俯瞰してみせる。そして王たちを。いわゆる情勢分析。
第26章:あんたが一番!
そして歴史的名君となるメディチの小ロレンティオを褒めちぎる。あんたしかいない、今が出番と。
(追加)
そして、メディチ家は歴史的名家となり、18世紀最後のおばあさん(名前は忘れました)が死ぬまで続くのである。「全てのものはフィレンツエから持ち出すな」という遺言を残して。

大学教授論:この25章と26章はいいですね。感動的ですらある。これほどの大局観と人物観で世を見渡すことは全てに通じる。もはや大学教授論などを論ずることすらばかばかしくなる。

読んでの総括的感想:これは何度も読み返す価値の名著である。やはり。ここに書いてある全ての背景を知りたくなるのである。未来のリーダーをめざす諸君!必読書である。

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