SDGs (Sustainable Development Goals持続可能な開発目標群)
コロナ禍が世界を被っている現在、世界変革の指導理念となり、急速にその政策展開が現実にとり入れられつつある国連の呼びかけSDGs。しかし、未来予測は最も困難な知的作業であるので日本でも多くの官民のシンクタンクができる。大学も然り。
政府系シンクタンク大学としては、政策研究大学院大学 https://www.grips.ac.jp/jp/about/president/
民間系シンクタンク大学としては、事業構想大学院大学 https://www.mpd.ac.jp/about/
この両者とも、1990年代冷戦集結、バブル経済崩壊を受けて作られた。
もちろん 既存大学の大学院重点化政策も国策として進められた。
この成否は論じない。しかしコロナ禍で世界は「変革のるつぼ」に入った。
そしてその変革の旗印に、新冷戦の基軸、米中のどちらもSDGsを否応なく掲げざるを得なくなっている。
悪く言えば、それが世界支配の基本戦略であり、良く言えば人類幸福への道なのである。今の時点でも能動的未来予測はそれしかないのである。
それへの賛否を、共産主義vs資本主義、全体主義vs民主主義、彼岸(理想)と此岸などとは分けられないのである。ただ、歴史を引きずった既存の体制、権力あるもの(官)となきもの(民)によってアプローチは異なる。
激変の時代のシンクタンク、これは歴史に照らしても面白いものがある。
諸々の終活に追われるが、生臭い現実世界のことにも目移りする。まだ生きている証ということだろうけれど。国会中継中で飛び込む細かい諍い報道にはうんざりだが、このような根幹に関わる評論は続けよう。
追伸:森嘉郎不規則発言「女は〜」は、SDGs第5項目違反として世界から叩かれるのも時の流れ。