風の盆が始まるとオイラの友人のKさんへ電話をする
20年ほど前にオイラが風の盆へ行かないかと誘って すっかり風の盆のとりこになってしまったKさんだ
そのKさんは富山県の八尾町に行っているだろうなぁと思いはせながら電話をした
やっぱりKさんは風の盆へ行っていて町を一望に見下ろせる城山公園にいるようだ
「昨夜は雷が鳴って雨がすごかった8月31日の夜は ここ4年ぐらいは雨ばかりだ」と嘆いていた
9月1日に日付が変われば風の盆は始まる胡弓・三味線・唄の地方の有志が集まって深夜の町をながすのだ
オイラは10年以上前から風の盆へは行かなくなった・・・そういえばKさんに電話をするのは 1年に一度で風の盆だけだ
申し訳ない
十年一昔というから街も変わって 人も変わっているから風の盆へ行きたい・・・
オイラが覚えている風の盆は伊藤妙子著「風の盆」1989刊写真集よりも古く 当然高橋治が風の盆恋歌を発表する前で
聞名寺に屋台の店は出ていたが 浮浪者と思われる人と観光客が軒下で雑魚寝をしていた時代から風の盆を訪ねている
今の観光化された風の盆は観光バスで大量に送り込まれた観光客がどこで町ながしが行わるるのか右往左往して大混乱です
警備の警察官に囲まれた町ながしの風の盆は見たくない気持ちもするのです
昔からの言い伝えで
ひとが亡くなると
この世からあの世へゆくときに過去に自分が行ったことがある場所を三か所を通過してゆくといわれています
オイラの場合は
一か所は8月31日の風の盆が始まる八尾町で城山公園から井田川へ吹き降ろしてくる風に乗って町をかけぬける
二か所めは 言わないナイショです
三か所目はまだありません これから探します
このブログを読んでくれているひと! どうですか?
今どうする?と言われたら・・・三か所決められますか?
体重= 量ることを忘れました