先日のこと友人のグループ展を見ての帰り東山線に乗り換える為に伏見駅のホームで並んでいた。
長い行列がで出来ていて一列車で乗り切れなくてイライラしていた。
その時 すぐ後ろから女性の声が聞こえてきた
「間に合うわね?この時間なら?」
「一番込む時間帯だから・・難しいかなぁ」と男の声が答えた
「私 こういうの慣れているから大丈夫よ京都行きには間に合うわよ」
「・・・」
「私ね結婚して京都へ行ったでしょ・・・」
「ああ」
「其処はね・・世間一般の常識が通用しない家なのね・・」
「どういう?」
「金と名誉と地位がいっぺんにやってきた家なのよ、だから自分の主義主張がすべて通るわけよ!」
「・・・」
「確かに私はねXXXXXの作品は素晴らしいわよ!作品は尊敬もするけどね、どうしようもないのよ」
オイラはXXXXXの名前がはっきり聞こえなかった。
顔が見たい!どんな女性で、どういう男が一緒にいて、何故名古屋に居るのだろう?
京都へ帰るようだがやっぱり顔が見たい!振り返る理由が無いし・・・ピッタリ後ろにいるしなぁ・・・
そんなときに電車がやってきた。
何気なく振り返った。
エ~!居ない!・・・じゃなくて列がくずれて・・・誰だか分からん
どうしてみんな並んでいないの?